NO PLANの人生という名の列車
新年の挨拶ができる時期も完全に終わってしまった。正直サボりすぎだ。
まあ別にそんなことはどうでもいいか。
とりあえず今回書くのは表題の通り、「NO PLANの人生という名の列車」という曲について。
これは、
- アーティスト: NO PLAN
- 出版社/メーカー: キューンレコード
- 発売日: 2005/08/03
- メディア: CD
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NO PLANというのは、内村プロデュース(通称『内P』)という番組で結成された音楽ユニットである。
この曲はもともと、馬場俊英というシンガーソングライターが歌っていたもので、これをNO PLANがカバーしたという形になっているようだ。
この番組はもう終わってしまっているが、最終回のエンディングでこの曲が流れたときには凄い衝撃を受けた。
歌っているのはお笑いの人たちだから、とてもじゃないけど歌がうまいとは言えなかった。しかしその歌詞とバックに流れている映像のイメージが妙にマッチし、素晴らしい映像に仕上がっていたのだ。
歌詞の流れは、ある一人の人物が産声を上げ、これまでの人生を振り返り、そしてこれからも生きていこう、というような感じだ。
それと、番組でこれまでにやってきたことを振り返ることで歌詞にオーバーラップさせていたというわけ。
五年半ぐらい続いていたこの番組ではあるが、実際に見たことがあったのはその中のほんの一部でしかなかった。それでもまあ雰囲気でね、「ああ、いいなあこれは」と思ってしまったのは、このエンディングを作った人の手腕によるものかもしれない。
ところで、この曲のジャンルはフォークソングということらしいが、フォークソングといっても神田川ぐらいしか思い浮かばない。もっと年齢が上の人には「青春ど真ん中」なんて感じる人もいるんだろうが、残念ながらそんな風には思えない。それでもなんとなく懐かしさを感じてしまうのはなぜなんだろうねえ…。
この歌詞、原曲を聴いてわかったことだけれども、ほとんどの部分が同じであった。最初と最後の「Take the train!」付近が原曲には存在せず、「ああ 雨の日も 嵐も 曇りもあるけれど」の部分が変わっていて、平成17年の所からNO PLAN版はしばらくカットされていて、そこから原曲と同じかと思ったら微妙に変わっていた。
原曲では一人で歌っているのが、NO PLANではみんなでパートを分けて歌っているんだけど、うまい具合に分かれてるもんだなあ。担当する人のイメージに合ってて全然違和感がなかった。NO PLANの為に書き下ろして、それをセルフカバーしたんだろうか?違うか。
それにしてもこの歌はめちゃくちゃ歌いづらい。フォークソングってそんなもんかもしれないが、その尺にどんだけ歌詞を詰め込むんだと何度突っ込んだことか。一度カラオケで歌ってみたいとは思うが、全然覚えられないよこれ。さすがこの曲のためにSUMMER PLANのアルバムが発売延期されただけのことはある。何度も歌い直してうまくいったところを貼り合わせていったんだろうけど、まあそれでもなかなかのもんだ。
この番組、放送が終わったといってもそれからスペシャルが既に二本放送されており、終了というよりもレギュラーとしては終わった、というだけのことなのかもしれない。これからも定期的にスペシャルの放送はあるんじゃないかと思うし、もしかしたら暫くしてから(今度の改編期あたり?)レギュラーとして復活するかも?そんな話があるのかどうかしらんけどね。
ま、内P見たことがあって最終回見たことの無い人、おすすめですよあれは。