7話


 シングルランキング5位だそうで。まあ頑張ったんじゃないですか。

アヴァン


 さて、のっけから「七夕の時」と言われたっていつの話だそれは。このテレビで7話ってのがハルヒISMで8話、その一つ前だから7話のテレビ放送話数でいうところの4話だからつまり野球の話(以前書いた表を参照のこと)ってことになるんだけど、ここでキョンが「今は6月」と言っている。

 七夕と言えば当然7月7日。てことは…すっ飛ばされた?もしかしてこれから先、「涼宮ハルヒの憂鬱第7.5話!」「違う!せめて小数点はやめなさい」なんてやりとりを聞ける日が来るんだろうか?だって毎回EDで「SOS団ミーティング 議題:七夕について!」って出てるから、やらないってことはないと思うんだけど、やるとしたら最後なんかな?

 まあそれはともかく、意外なんだがハルヒは頭が良い。こういうキャラって不思議探求に全情熱を傾けているから頭はスッカラカンなんじゃないのかね。そういう定番所を外してくるのがハルヒらしいのかな。

 んでこのハルヒの寝顔にやられた人も多数居たようだ。確かに可愛い。黙ってればかなりモテるんだろうけどな。口を開けば無理難題を押しつけられるから台無しなんだが…。

A


 そういえば涼宮ハルヒの公式ページ、作中の物を忠実に再現した…と言っていた割には、これまでにキョンが作ったページとは全然かけ離れていてけっこうまともな感じだったのに、なんでこんなことになってるんだろうと思ったらここいらへんからおかしな事になってしまうわけね。

 ロゴもハルヒ自らが作成し、それが何故か物凄い情報量を持ってしまっているというとんでもない代物。そんなバカな…。zipとかで圧縮したファイルを覗いてみたら、たまたまなにやら意味がありそうな文字だけで構成されていた…ということも、無いとは言い切れないこともないかもしれなくも(ry

「そう言われてみると、そんな気がしないでもないようなあるような。でも大声で言いかねるくらいには見えないでもないねえ」

 暇、というわけでもないが数えてみた。5個ぐらい?でもなんでキョンはいつも視聴者に挑戦してくるんだろ。

 訪問者が増えないから遺憾をおぼえる、とご立腹のハルヒだが、そらそうだ、こんなページに訪問者がガンガン来るハズがない。というか、来たらそっちの方が頭おかしいですよ。絶対、狂ってますよ。

 まあねえ、トップページしかないのは論外として、こういうサイトってだいたいつまんないのばっかですよねえ。伝わってくる情報量が少なすぎて何がなんだか…まあいいか。


 みくるの画像をいっぱい載せたらそりゃ客はわんさか来るだろうが、もともと何をやるのかよくわからない集まりが、さらに訳が分からなくなるんじゃないのかな。それに、SOS団はそういう集団なんだって思って入ってくる輩も多そうだし、そういう人たちってたいてい「濃い」っていうイメージが…偏見か?

 ともかく、そんなんで人が増えても意味がないだろう。ハルヒがこんな人物であるということを知っていながら毎日部室に顔を出しているキョンの方が変なのだ。みんな即帰ってしまうのが目に見えてる。


 「アクセスカウンターは三桁に達していない上に、そのうち9割はお前が自分で回しているようなもんだぞ」…と、ちと耳が痛いなw さすがに9割が自爆ってわけではないが、けっこうな数を自分で踏んでるんだろうな…。だって日記書くためにトップページ開いたら踏むし、書き終わったら踏むし、たまーに以前のを編集しようとして当該ページを開いたら踏むし、編集が終わったら踏むし。


 相変わらずご立腹のハルヒ、に対するクレームがA4ノート両面だけか、少ねえな!って思ったら、ノート一冊か。さすがにそこまでは書ききれないだろうとは思うが、それぐらいの勢いがあることは間違いないだろう。よくもキョンはそれほどまで腹にためる物を持っておきながら、よくも毎日来られるもんだ。超高々級のMなのか?もしかして。

 キョン以外は、ハルヒを監視するという任務(?)があるから居るんであって、それがなければさすがにこの変人達もここには居ないんじゃないのかなー。まあ、それぞれこの状況をそれなりに楽しんでいるようにも見えるけど。

 そーいや忘れてたんだけど、長門有希SOS団の所属ではなかったのだな。この部室というのも長門有希が所属する文芸部の物で、それを強引に奪い取った…というかここはもうちょっと穏やかに寄生している状態なんだな。長門有希は本さえ読めればそれでいい、ってことのようだが、まあ近くに居る方が何かと好都合だろう。


 そして事件は起こる。キョンの貼り付けたSOS団エンブレムがギャザー処理されたように歪んで…いるのはいいんだが、それ以外の文字の部分は、エンコードの指定が間違ってるだけのように見えるな。

 デスクトップにある「使用していないショートカット」ってのは一体なんなのかと思ったら、XPに付いてる機能なのな。2000を使ってるから全然わからなかったよ。てか芸が細かいな。そんなとこにこだわらんでも…。ま、もし自分がXPを使っていたとしてもその機能は絶対オフにするけど。だからデスクトップが汚くなるんだが…。


 キョンの単独行動が功を奏したのか、依頼人がやってきてしまう。というかキョン、いいのかこれで。ハルヒに黙っていたし、バレたとき気まずそうにしていたところからすると別にハルヒのご機嫌を取ろうっていう訳でもなさそうで、ということはキョンが誰かをここへ呼びたかったというわけで。そりゃあねえ、今のところSOS団ってのは良い印象はゼロなんだから、ちょっとでもまともな活動をして良いイメージを与えてやろうとでも思ったんだろうが、ハルヒが居たらそれは全て台無しになってしまうことを忘れてしまったわけではあるまい。まさか来るとは思ってなかったんだろうか…。

 それにしてもその依頼者が来たときの長門有希の視線が気になる。結局こいつは実在しない人物で、誰かが作り出したと言うことになるわけなんだけど…。もし長門有希が作ったのだとしたら、ここはそのまま本を読み続けているだけだろうし、なんとなくだけど古泉にはそんな力は無さそうな気がする。となればみくるか?それを長門有希に見抜かれてそうでドキっとしたとすればこの状況も納得だし。


 いつぞやの腕章のときもそうだったが、ハルヒはけっこう表情が豊かだ。で、今回もやってくれるんだけども、ハルヒ、その口はなんだ。てめーはスルメイカか。あー…ドナルドダック的な物でもいいな。ともかく悪巧みを思いついたことは間違いない。

 なんで外国と聞いただけで「カナダ」が出てくるのかなあ、と思ったが、長門有希がメガネをかけていないということは朝倉事件が起こった後だということで、そこで聞いた「カナダ」がぱっと出てきたんだろうなあ。

 実際に家族が行っているのはホンジュラス。実在しないメチャクチャな名前を言っているのかと思ったら本当にあるのな。メキシコがあって、その右下がグアテマラで、さらにその右がホンジュラス。ググったらすぐに出てくるしな…。

 ところで、よく聞くと喜緑が言っているのはホンジュラスハルヒが言ってるのはホンジェラスっておい!


 しかし、みくるがこの喜緑を作ったのだとしたら、こいつが喋っている設定を知らないはずはないわけで、そうなるとやはり長門有希なのだろうか。あの視線は、「気づいても喋ってはいけないよ」という意味だったのかな?普段ならこんな状況でもずっと本を読み続けているだろう長門有希が、特に何をするわけでもないけどずっと喜緑の背後に付きっきりだし。

 あ、これが有名なあの「これは腹話術」ってやつか! たぶん 違う。

B


 「液体ヘリウムみたいな瞳」って一体どんななのだろう…。液体ヘリウム。Wikipediaによれば、

無色、無臭で、最も軽い希ガス元素でもある。すべての元素の中で最も沸点が低く、超高圧下でしか固体にならない。

 まあなんとなくわからんでもない。長門有希のイメージには当てはまりそうだ。「希ガス」の「希」のあたりなんか特に。

 それはともかく、鍵を開けるぐらいなら呪文を唱えなくてもできるのか?長門有希よ。何か言っていたようには見えなかったが…。不思議なやつだ。

 本棚の本は、元ネタが分からないのも多いが、「明日へピンポンダッシュ」ってタイトルは、なんか面白かった。全く意味が分からない。というかピンポンダッシュははた迷惑だからやめてくれほんと。


 結局、みくるは賞味期限切れのわらび餅を食べさせられてしまったのね…可愛そうに。まあ、賞味期限って「おいしく食べられる事を保証してるよ」ってことだけだから、それを過ぎたからと言って腐るわけではないんだけれど、わらび餅みたく生っぽい食材は、たぶん平気だろうけどあまり口にしたく無いってのは間違いない。みくるはキャラ的に胃腸が弱そうな気がするし…。ハルヒは平気だろうけどな。

 「この部屋の内部に、局地的非浸食性融合維持空間が、制限モードで単独発生している」。こんなときはなんて言うんだっけそう!「正直言おう。さっぱりわからない」。いやほんとにさっぱりわからん。あえてそう思わせるようにしてるとしか思えないな。

 その後の長門有希の呪文が、「???? とにかく 一人で 読ませて」と聞こえる。最初の部分がよく分からないが、なんとなく4音の言葉じゃないかと思う。「部員で」とも聞こえるんだが、よく分からない。


 今回、あまり出番がない割に(画面には出ずっぱりだが)印象の強いみくる。まあ確かにみくるに武器は無理だろうなあ。1話の自主制作映画で使っていたモデルガンですらあの有様なんだから、絶対セーフティーロック外すことを忘れて「弾が出ないですー」ってわめくのが目に見えている。

 もっとも、未来の世界でそんな銃を使っているのかどうかは分からないが…たぶん使ってないだろうなあ。うん。


 これまで3Dなんて使ってなかったと思うんだけど、今回は奮発大サービスですよ。ぺらぺらの2Dで表現するよりかなりいいですな。

 それにしても古泉の攻撃方法…バレーボールか…。なんかすっげーショボく見えてしまうのは気のせいなんだろうか。そのままこう投げつけるだけでも良かったような気がする。魔法なんだから、勢いを付けるのに、別に物理的な力は必要ないんじゃないかと。

 しかもあまり効果がなかったようで長門有希が襲われてしまうし。

 で、ここでもまた呪文。「ね 帰りましょ」と聞こえるのはやはり気のせいだろうか。


 長門有希の防御障壁ではたぶんダメージは受けとらんだろうから、古泉のファイアーボールみたいな物だけなんだろうな、ダメージは。それを回復するためにカナブンが飛んできて「カナブンがきずのてあてをしてくれた!」ってちょっとおもろかった。ウインドウが出ればもっとそれっぽかったのだが、元ネタのにはウインドウは出なかったんだろうか?元ネタがなんなのかはしらんが。

 約二億八千万年前の事になる。地球に降下したそれは、地球に自分が存在できるような手段が無かったため、自己保存のための冬眠に付いた。人間によってコンピュータネットワークが生み出されると、それは半覚醒状態となり、そして、通常の数値では計り得ない、異界の情報データによって目覚めた。この紋章は、地球の尺度に換算すると、約436ペタバイトの情報を持っている。

 とまあ、また長門有希のよく分からない長ゼリの出番な訳だが…。436ペタバイト。えーっと?1000ギガが1テラで、1000テラが1ペタ。1024(k)×1024(M)×1024(G)×1024(T)×1024(P)×436=490892359383384064ということですか。つまり490京892兆3593億8338万4064バイト。どんだけデカいんだか…。



 つーわけで終わりなんだけど、なんだかしらん間にカウンタが三万近くも回ってるという。それに連動して公式ページでもカウンターが同じ数値になっている。そんな話を聞いて早速公式ページを開いてみると確かにその通りだ。

 で、気になってソースを開いてみると…。

                <script language="JavaScript">
<!--
document.write("029819");
// -->
</script><!-- ・ヌ。シ・ソス、タオ。。トケフ醢ュエ・-->
                </font> ]</b></font></div>

 なんでわざわざJavascriptを使っているのだ?見た感じ、直接数値を書いたのと変わりはないように思うのだが、どういう意味があるのだろうか?

 そしてそのJavascriptのすぐ下。これはどっから見てもEUCコードだ。EUCで開き直してみると、

<!-- データ修正 長門有希 -->

 長門有希だ。なぜ、わざわざShift_JISの中にEUCを混ぜているのか…。誰かに対する暗号なのだろうか?まあ、キョンが作ったはずのページを、何の断りもなく勝手に書き換えているのだから、恐らくキョンの読みは当たっているのだろう。

 しかし、あの長門有希が、なんでこんな自己主張をしているのかということが気になる。

 キョンの言うとおり、自分の存在を感じ取って欲しかったのかな?

 やー、ラストの長門有希は…ええなっ!


 さて、次回は例のミステリーの解決編。なんか小説とは違う感じになるらしいよ?って話なんだけど、どんなんになるんかなー。

 つっても、小説は未読だからどう変わっててもわかんないんだけど。