9話

 ここんとこかしましネタが続いとるわけですが。

 いや〜、もうなんというかとまりんが可愛すぎるのですよ。田村ゆかりの声もぴったりはまってるし、たまらんですな。

 とりあえずそれは置いといて。


 いきなりの回想シーン。なんではずむの顔がはっきりと見えていないのかはよくわからない。やす菜が男の時のはずむを見たらこんな風に見えていたんだろうけど、わざわざここでそうする必要はなかったんじゃなかろうかと。

 で、いきなり出てくる白とピンクの丸。これは後で出てくるんだけど、いきなりこれだけ出されても意味不明だろうなーと思った。その丸の中にとまりとやす菜がオーバーラップして出てくるし。一応伏線って感じですか。着地点近いけど。


 喫茶店での話。自分もけっこう優柔不断だからこの気持ち分かるなー。でも決まるときは案外さっさと決めてしまうんだけど。しかしこのはずむラバーズ(とまり&やす菜)ははずむが優柔不断なのをわかってやってんのか。こんなことしたら余計に混乱するのは目に見えてるのに。それをあえて楽しむためか。悪い奴らめ。

 そして今夜の祭の話になるわけだけど、このはずむの一言は攻撃力高すぎ。当の言ってる本人は自覚無しの天然なんだけど…。言う相手がやす菜だったら、喜びはするだろうけれどもこんな反応にはならなかっただろうなあ。とまりはもうこの時点で浴衣のことしか頭に無いわけです。単純というかなんというか。いくらなんでも帰るって強引過ぎる気がするが。

 とまりは普段が男勝りで売ってる(?)ような人だから、当然浴衣なんて持ってるわけもなく、しかも家に帰るなり親に買ってくれと頼めば暑さで壊れたとか言われる始末。ちょっと可愛そうな気もするが…。

 ここがコミックとは違うところなんだけども、やす菜の厚意で、とまりの浴衣が調達できてしまう。コミックでは、時間がなかったからってんで母親が以前使っていた地味ーな浴衣を着るハメになってしまってたんだけど、アニメの流れの方がいいかもしれんね。やす菜-とまり間の距離感に微妙な影響を与えるエピソードとしてね。

 でも、「『さん』は付けなくていい」って、それは「呼び捨てにしろ」ってことなのか?やす菜のキャラからすると、それはちょっと違うような気がするんだけど。だとしたら「とまりちゃん」?それもなんだかなーって感じなんだが。どうしたもんだか。

 この鳥居での話はどうでもいいよなー。明日太と並子先生は同じ扱いなのな。まあ何事にも息抜きは必要だから、こういうキャラもいなけりゃそれはそれで寂しいのかもしれんが。


 そして今回二度目の「はずむによる天然大ダメージ攻撃」が炸裂。とまりは今までそんな事言われたことなかっただろうし、言われたのが好きな人となれば、そらこうなるわな、っていう気もするけど、いくらなんでもちと喰らいすぎなんじゃないのか。でもそれって直前に「浴衣って動きづらい」と言っていた人間が出来る動きじゃなかったぞ。らぶらぶパワーは不可能をも可能にするのか…。

 そしてコミックと違う場所二個目。ここはけっこう大きな変更のような気がするんだけど。

 冒頭に出てきた「わたがしを選べなかった」という所は同じなんだけど、それよりももっと大事なもの、とまりとやす菜のどちらかをいずれは選ばなくてはならないが、いつまでもこのままでは居られないことが分かっているのにそれでも選ぶことは出来ないという独り言。それを本人達に聞かれてしまっている。

 はずむは聞かれていたことなど気づいていないが、いいのかこれ、聞かれちゃって。やす菜&とまりにとってはかなり衝撃的な事実なんじゃなかろうか。

 ヘタをすりゃ、自分たちがいることではずむを追いつめているのなら、もう止めにしようじゃないかって話になるかもしれん。

 でもここでは、「二人のどちらかを選ぶ必要はないんだよ」って意味…なんだと思うけど、やす菜の提案で、両方のわたあめを買って終了。

 しかしこの「両方とも食べていいのよ」ってセリフ、別の意味に捉えることもできるわなあ。はずむって男なわけだし。二人ともくっちゃっていいよーって。なわきゃーないが。

 そいでこのお椀を開けるゲーム(?)で、はずれを引いちゃってうつむくはずむの顔が、なんとなくかみちゅの一橋ゆりえに見えてしまった。神様にお願いするってシーンがあったから、それに引っかけてるのか?それはないか。


 さて、前回と同様、EDテーマは本来のゆうまおではなく、今回ははずむ役の植田佳奈が歌っているのであります。

 しかし、前回の浅野真澄の方がうまかったよなあ、というのが正直なところ。

 なんていうかあまり余裕がなくて歌っているような感じ。歌っているというより歌わされているという印象。

 そして、最初の方の歌詞、「スタートライン」の「ラ」の部分の音がちょっと違うように思った。たぶん楽譜に書いてある音階通りに歌ったらこれが合ってるのかもしれんが、ゆうまおも、前回の浅野真澄もスラーで歌っていたから、そっちのが正解じゃないのかと。どうでもいいことなのかもしれんけど、ちと気になったので。

 あとは…まあ完コピをしてるわけじゃないんだろうからそこはその人なりのアレンジってことでいいのかもしれないけど、ゆうまおは、冒頭の「どこまでも」と、一つ飛ばして次の「いつかまた」の語尾は延ばしてないんですね。これ以降もそういう部分があるけどどこなのかは省略。

 音楽をコピーするときには出だしのタイミングが合ってるのは当たり前で、音の出終わりもきっちり合わせるようにしろ、みたいなことをどこかの誰かが言っていたのをふと思い出した。

 けっこうそれだけで印象が変わっちゃうもんですからね。

 そういえば前回は不覚にも気づかなかったんだけど、歌詞の内容が人によって違うのな。それぞれのキャラに合わせて、ってことだろうけど、次回は誰が歌うのか、そしてその歌詞はどんなのか。ちょっと楽しみ。


 ところでコミックの方はかなり深刻な状態になっていて、そろそろ「二人の内のどちらかを選ばなければならない」イベントが発生しそうなのです。

 こういうマンガの定番からいくと選ばれるのはやす菜なのかなーなんてことを思ってしまうけれど、自分としてはここはとまりの方を選んで欲しい。だって可愛すぎるやん?

 まー、そうやって単純にどちらかを選ぶような終わり方にはならないような気もする。ネタバレになるから詳しくは書かないけど、シェア的な方法を採るとか、あとはその事象そのものが無くなってしまう、なんてのもアリかもしれんなーって。でもそれだとおねツイみたいになってしまうか?

 いずれにしても、悲しさだけが残って終わるのだけは避けて欲しいなあと。たぶんそれは大丈夫だとは思うんだけど…。

 やっぱりどちらかを選ぶことにはなるだろうから、選ばれなかった方(おそらくとまりだろう)はどうしても悲しい思いをするんだろうけど。

 しかしどちらかを選んだ結果、どういう状態になるのかってのが現時点ではよくわからんので、ラストがどうなるかを予測するのは難しいなあ。

 仮に4巻で終わるにしても、4巻の内容はまだ1話しか出てきてないから、まだしばらくは続きそうだし。

 どういう結末を迎えるのかを見てみたいと思うのと同時に、終わって欲しくないなあとも思うし…。

 まあアニメの方が先に終わるんだけど、どういう風に終わらせるんだろうね。アニメオリジナルなのか先取りなのか。まほろまてぃっくみたくね。