苺ましまろ 3話

 タイトルを見たとき、家庭訪問なんてネタあったっけかなーと思ったら、そういうことか。

 冒頭からいきなり英語の練習をしているらしい2人だが、こんな学校でやってたらいつ誰が入ってくるとも限らないのに、不用心にもほどがある。というかクラス全員にバレりゃいいんだ。

 しかも、アナよりもむしろ茉莉の方が英語で話しているように見える。アナはyesしか言ってないし。なんでもかんでもyesと返してしまうのは典型的な日本人のやりかたじゃないのか。さらに2000円を「ツー…千円です」って…。ツーは英語、円もまあyenで一応英語、だけど「千」と「です」は思いっきり日本語なんですけど…。yenという英語があったにしても、ここでそれを英語の部類に入れてしまうのはまずいな。思いっきり日本語の発音だし。茉莉も発音カタカナだけどね…。

 とりあえず茉莉は嘘が下手。いや…それどころか得意な物は何もないと言うべきか…。まあ、人の心を掴むのはうまいけどね。アナゴの太巻きってねえ。「ま…ま……まんじゅうや」と同レベルか。ま、そこが魅力の一つなんだけど。

 自分が囚われの身であるにもかかわらず、自分で「逃げればあたしの命はないぞ!」ってもう意味分からん。それを真に受けて、さらに身代金500万と言われて財布を捜してるけど、500円じゃないんだから、無いの分かるだろう。むちゃくちゃだもう…。

 そんなんでお姉ちゃんに助けを求めたら何故か猫スタイルに変身。うん。騙されてるね。あ、余談ではあるけれど、今月号の電撃大王(9月号)には付録としてこの「ネコミミ茉莉フィギュア」が付いて散る。たぶん売り切れると思うから、欲しい人は本屋さんへGO。てかそんな人はこんなの見る前に買ってるよね…。

 まあそれはともかく、マンガでは、このスタイルが出てくるのは、茉莉が新しい帽子が欲しいと言い出して買いに行くときに、変装として使われていたときだ。さらにマンガでは、これは美羽の持ち物だったはずが、このやりとりからするとなんと伸恵の所有物のようだ。なんで持ってるんだ?まさか自分で着るために買ったわけではなかろう。自分で着たとしても、鏡で見るか写真に撮るかビデオに撮るか…。いずれにしても平面の物になってしまうからつまらんだろう。自分以外の誰かが着ているのを見て楽しむというのが本来の姿のはず。美羽や千佳には着せても似合わないだろう事は想像がつくから、機会があれば茉莉に着せてやろうと前々から思って準備していたのだろう。伸恵自身が着ている姿というのもなかなか…気持ち悪そうだなw

 アナの家に行かせまいと色々策を講じるが、結局それが裏目に出てみんなで行くハメに…。これまでの苦労は一体なんだったんだ。まあこいつらに来て欲しくないというよりも、美羽が居るからダメなんだろうな。他の人たちだけだったら別にどってことないだろう。美羽が居るから全てが台無しに!というのでこのマンガは出来ているのです。

 ところで、このフーちゃん、ひとしきり美羽を追っかけ回した後に右向いて座ってるカットなんだけど、これ、どっかで見たことあるような…。あ!のものかもしれないし、盲導犬表示のアレかも…。わからんな。

 美羽的コーンウオールの想像図。まあだいたいマンガと同じなんだけど、最初から「半額」が見えてるのはつまらんな。普通にこのお菓子を見せておいて、急に半額ってのがドーンって出てきて「半額かよ!」って言いたい。ようわからんけど。

 団子三兄妹とお魚天国のパロディーか。そういや団子三兄妹が流行ってるとき、生産が間に合わないってんでラインを増やした所があったけど、一瞬だったよねえ。どうしてるんだろう。ブームってそんなもんさ。

 前回、伸恵の姉っぷりが見られなくて残念だと書いたが、今回ちゃんとやってたねえ。ちょっとしゃべり方が気持ち悪かったけど。

 どうしてもアナの名前は変だということにしたい美羽に伸恵が変なあだ名を付けてやるという。コンドサレ柴又。なんじゃそれ。コンサドーレ札幌じゃなかったのか。さすがにこのまま使われたら気悪いだろうなーー。

 せっかく英語の本を隠してきたのに、美羽のバカのせいで落としてしまってバレてしまう。伸恵が察して「友だちに英語教えてるの?」と言ってフォローしたのかと思いきや、本当にそう思っただけだったのな。使えねえ…。「ツー…センエンドゥエス」と、だいぶ良くなったにゃ、ということらしいが、それ英語違うし…。

 次回は伸恵のバイト先へ突撃。8月18日放送って…一体どんだけ待たせるんだよ!!