まほらば 23話

 今回は紅葉狩り。なんで見るだけなのに「狩り」なのかよくわからんが。

 沙夜子が、前回のお家騒動で体力を使い果たして真っ白になっていたのかと思いきや、そうでもなさそうな感じ。単純に太陽の下へ出るのが辛いのか?そういえば沙夜子の母は、太陽光を浴びると灰になってしまうようなことはないにしろ、かなり大きなダメージを受けているところからすると、沙夜子もその血を受け継いでいるのかも知れない。

 で、ビールがびっしりと詰まった荷物。これだけの量があったらどんだけ重くなるのかは知らないけど、引きずる事もできないのに、よく背負えたもんだ。下手すると骨をポキっと逝ってしまいそうなのにね。しかもこけてそれが真上に乗っかっているのに平気なのか?あばらが逝くだろう。それに、梢に手を引いてもらったところで起きあがれるとは到底思えない。某アニメの誰かさんと違ってそんな怪力の持ち主ってわけでもないんだから。

 さて電車。マンガでは、沙夜子が改札機に切符を入れて出てくるのが面白いから、入った途端に出る方へ切符を入れてしまい、いきなり切符を無くしてしまったという話だったが、アニメでは白鳥がおもちゃの切符を掴まされるというものに変わっていた。断然マンガの方の話が好きなんだが…。しかし見た目には区別が付かないおもちゃなんてどこで調達したのか?

 電車に乗ってからも、黒崎親子が乗り遅れるのは同じなんだけど、その後の対処の仕方が違う。珠実が乗り遅れた黒崎親子に桃乃の携帯電話を投げ渡し、珠実から電話が掛かってきたが使い方が分からなかった朝美がその辺の人に電話を取ってもらい、さらにメールを全消去させる方法を朝美に教えようとしていた。これがマンガでの話。「なんでパスワード知ってるねん」って突っ込みたかったがそれも出来ず。

 アニメでは、先行グループと乗り遅れグループとがテレコになっただけで終わり。寂しい…。

 今に始まったことではないが、桃乃のこの無計画ぶりはなんなんだろうなあ。まあ逆にきっちりと計画をたててしっかりやってしまってはこのアニメが成り立たなくなってしまうんだけども。それに白鳥以外は長年の慣れからか、別にそんなこと気にせず自分から乗っかっていくぐらいの勢いがある。白鳥もそのうちこんな風になるのかな。一部なりかかっている所もあるけど。

 ところで、このビール。21本すか。よくそんなに飲めるなあ。もしこれが炭酸ジュースだったとしてもそんなに飲めないのに、さらにアルコールも入ってるってんだから。桃乃がつまみを食べたのかどうかは分からないが、食べてなかったにしても凄い。トイレ行ってないし、汗もそんなにかいてないだろう。いったいどこへ消えるのか…。ここでの話はマンガだから、で済ませられるけど、でも実際に似たようなこと出来る人いるでしょ。さすがにトイレすら行かないというのは無理だろうけど…。

 鬼ごっこはなあ、ようわからん。白鳥が隠れていて、誰か来たってんで急に飛び出すところ、あれてっきり全然関係ない人が出てきてヘンタイ扱いされるのかと思ったのに、梢なのか。まあヘンタイ扱いはなくとも、何故かこんなところにサクラが!?というような展開を期待した。サクラが居ればまひるも居るかな。サクラんとこの姉妹、でもいいが。

 しかも他のメンバーはかくれんぼをする気があるのかどうかも怪しい。鳴滝荘に居るときと全然変わってないじゃないか。桃乃は酒飲んでひっくり返ってるし、沙夜子は寝てるし、ジョニーは釣りしてるし。

 そんなわけで今日の予定終了で帰っちゃうんだけど、ちゃんとビールの空き缶は持って帰るのね。えらい。でもその空いた所に銀杏などの段ボールを入れるんじゃなかったのか?帰りの電車で親子はしっかり段ボールを抱えてるし、だとしたらケースは空いているだろうに空き缶はビニール袋に入れられてるし…よくわからん。

 その帰りの電車の中で、なんかこう恥ずかしい話をしている白鳥と梢だが、珠実、寝てないんだろうなーと思ったらやっぱしっかり起きていた。ここらへんの話を聞いて、そろそろ珠実は決断するのかもしれない。白鳥に対して挑戦状というか、ねえ?

 で、ここの「今日の晩ご飯」の話をしているあたりがなんかこうアドリブっぽく聞こえた。どうなんかしらんけど。

 最後。ジョニーにファックスが来ていたが、これは一体なんなのか。さっきの梢の寂しそうな表情に関連してくる事なのか。つまりジョニーが鳴滝荘を出て行ってしまうと。出て行ったとしても最終的には戻ってくるだろうけど、梢にしてみれば「恐れていたことが起こってしまった」と思ってしまうのかも知れない。そろそろまほらばも終わりなんかな?となるとやっぱこれもオリジナルな終わり方するのか。単行本しか読んでないから本誌でどこまで進んでいるのか分からないけど…。

 次回は…なんだろ。すず?なにそれ。