ネギま 18話

 なんかオープニングの曲が変わってるような。いつからだろう。前のはもう消しちゃったから聞き比べることは出来ないけど。あとエンディングも変わってる気がした。いつもOP/EDは飛ばしてるから全然分からなかった。

 今回もアニメオリジナルの話らしい。一応いくつかマンガの要素を取り入れてる所もあるけども、もともとマンガをそのままアニメ化する、という風には作られていないから、アニメオリジナルなのも当然かもしれない。

 アスナが朝、新聞配達をしているとたまたまそこへタカミチが通りかかって、おみやげだと言って生八つ橋をくれる。おいしいんだかどうなんだか微妙な味のこのお菓子なんだけども、いくらおみやげって何かあっても困らないように大目に買っておくとはいえ、みんなには内緒と言いつつ自分だけにくれたらちょっと勘違いしてしまいそうだねえ。

 それがきっかけなのかは分からないが、誕生日プレゼントにケーキを贈ろうと思い立つ。こういうキャラが料理が苦手なのは当然のことであり、アスナもやはり苦手なようだ。朝ご飯作ってるのいつもこのかだもんなあ。

 一方のどかは自分から告白しておいて(「そういう告白じゃない」ってどんな告白なのかはよく分からないが)フラれるのが怖いのかネギに会いはしまいかとあたふたする始末。勇気があるんだか勢いに任せて突っ走ってしまうタイプなのか…。

 いくら料理が苦手と言っても、一応菓子作りの本は手元にあるんだろう。にも関わらずこの材料は一体なんなのか。もしかしたら載ってるのをそのまま作ったんじゃ芸がないから自分なりに多少アレンジを加えてみよう、という考えがあったのかもしれないが、これはひどい。大半がおよそケーキに入れる物とは思えない材料が並んでいる。あの「お玉」みたいなのはなんなんだろう。あんなのあるのか?アスナの馬鹿力で曲がってしまったんだろうか?

 さらに「おいしそうな生クリーム」と言って差し出したそれは、どっから見たって生クリームには見えず、ガセビアの沼の、あの液体を作っているのかと思わせる物。これのどこがおいしそうなのか。料理が下手とかそんなレベルの話ではない。絶対頭がおかしい。しかもこういうヤツに限って味見をしないからたちが悪い。いくらなんでも味見をすればこれが間違っていることに気づくだろうに…。アスナならそれでも「おいしい」と言ってしまいそうな気もする。だいたい試食も最初は自分でしろっての。おいしくできてるはずなんだから誰かにまずは食べて貰いたい、って、それが迷惑なんだってば。

 さて、マンガを何度か読み返して最近お気に入りキャラであるパルの登場。ちょっとマンガとはイメージが違うような気もするが、「ラブ臭」は健在。ゆえ曰く「イヤな名前」なそのラブ臭をかぎ分ける能力がパルにはあるらしい。

 それはともかく、パルの「ネギ先生に告白でもした?」と言われたときのゆえの反応がおもしろい。「こ、こここ」って…。あまり動揺しないことで有名なゆえなんだけども、さすがにこう突然図星を突かれると動揺してしまうのか。でも告白したのはゆえじゃないんだけどね。まあネギに押し倒されてキスされかけたっていうことがあるから、多少動揺するのは仕方ないかも知れない。

 そしてまたケーキを作り直すアスナ。本を見ているのにもかかわらず、あの出来。絶対本に載ってる訳がない、いや、普通に考えたら載るはずが無い材料ばかりを取りそろえてケーキを作ってしまってるんだから、おいしい物ができあがる訳がない。それはいいんだけど、このシーンの冒頭で掛かっている曲が、なんだか「ワンノートサンバ」っぽく聞こえる。これまでにも何度かこの曲は使われていたような気がするんだけどねえ。でもま、違う。

 タカミチの出張ってのは、修学旅行先の京都だったらしい。マンガでは、クラス毎にハワイや京都などいくつかの中から選べたはずだけども、この様子だと修学旅行は京都ってことで決まっているように思える。ということは、ネギが京都に行こうとする理由であったサウザンドマスターが一時期住んでいた場所の話は省略ってことか。サウザンドマスターが生きているかも知れないと言うことを聞いたときのエヴァの口が好きだったんだけどな。無しか…。

 そしてそのシーンの最後。タカミチの「もう誕生日を祝うような歳じゃないですからねえ」という言葉を受けて、しずなの「ふーん。」という意味深な言葉。マンガでもこの2人は何やらいい関係のようだけど、アニメでもそれは変わらないらしい。

 で、徹夜をしてようやくまともなケーキができあがった。最初のからするとすごい進歩だが、いったいケーキ作りで何をすれば、まあやけどはともかくとして手を切るんだろう。切るものと言えば苺ぐらいだけど、もしかしてその時に切った?不器用を通り越して、「なんで包丁を持ってる方の指を切るの!」ぐらいのレベルな気がする。このセリフは何のマンガだったか忘れたけど…。

 そんなわけでネギも告白の返事をしにいこうとのどかの部屋に行くが、そこにはゆえしかいない。かくまってるだけかと思ったが、ほんとに居なかったようだ。今回のゆえっちはこのパターンが多いのか、ここでも小声でなにやら…というか「じーっ」と効果音を喋ってしまっている。ネギがどういう状態になっているのかを確認しているのだろうけども…。

 ゆえの案内で図書館島に着いたが、のどかはネギを見るなり逃げ出してしまう。「だめ、先生の顔が見られない」って、それは前髪が邪魔だから見えないんじゃないのか。違うけど。

 それで不自然な転け方をして、さらにこの体勢は…。マンガでネギが惚れ薬を無理矢理飲まされて、図書室に居たときにこんなシーンがあったような。てっきりこのままキスしちゃうのかと思ったけれど、何もなく終わってしまった。残念。

 ようやくネギは決心してのどかに「友達から始めませんか」と言うんだけど、これって断るときのセリフじゃないのか?と思ってしまった。まあネギだし、その言葉通りの意味だけで他に含みはないんだろうけどねえ。

 結局アスナは散らかすだけ散らかしておいて、洗うのはこのか任せか。後片付けまでして「料理」なんだけどねえ。まあそれが一番面倒ではあるんだけど。

 で、刹那の出番はまだ?