ネギま 16話

 一体なんなすか、今回の話は。えーっと、単行本で言うと5巻あたりの内容になるんだろうか。

 まあ舞台が修学旅行じゃなくて肝試し大会になっているのはともかくとしても(まあどっちでも季節はずれではある)のどかがまだ告白していないからゆえのセリフが一部省略されてるし二度寝したはずのアスナが突然現れてゆえとのキスを阻止しようとするわ、それで結局何の収穫もなしってどういうことだ。

 魔法陣を描いていないからパクテイオーは無しだし、のどかのキスもなし。ウーン。なんだかなあ。

 まあ、ちょっとだけ省略されたとはいえ、どぎまぎする夕映を見られたのは良かった。

 マンガで見たときには別に何も思わなかったけど、こうしてみるとこの時の夕映のセリフってかなり多いのな。けっこう長い時間ずっと一人で喋っていたような気がする。

 しかしほんとにアスナはどうやってこの事態に気づき、そしてこの場所を知ったのか。マンガでは部屋にあったモニターに映っている映像を夕映が見て異変に気づき、撲殺するという流れだったがここにはそんなものは無いからやむなくこう処理したって事なんだろうけども、無理矢理すぎると思った。

 それからネギの分身。なんで明かりを灯す魔法が、ネギが気絶したからと言って分身の魔法に変化するんだろうか。そもそも、「西洋魔法にこんなの(分身魔法)は無いなー」とネギが言っている。まあこのアニメ中では言っていないから、そこの設定を変えたということなのかもしれないが、この部分もちょっと無理があると思う。

 どうでもいいっちゃどうでもいい話だが、参加するメンバーが一人だけ替わっていた。あやかの相方であったはずの千雨が居なくて、代わりにマンガでは逃げたはずの那波と組んでいる。

 その居なくなった千雨は判定員兼オペレーターとなっているわけだけれども、なんなんだそのピースは。お前はそんなキャラじゃないだろう。バカバカしい、なんで私がこんなことをしなければならないんだみたいな態度で居てくれないと。

 で、オペレーターはいいんだけど、一体その分割画面を見て何をキーボードで打ち込んでいるんだろう?何やら文章やら、あるいはプログラムを打ち込んでいるのかもしれないが、見ているのはただ映像が出ている画面。左右に小さいモニターがあるから、そこに何かが映っているという可能性も考えられるが、視線からするとそこは見ていないはず。

 そして理科室のカメラからの映像が途絶えたからと言って、なんでハッキングなんて言葉が出てくるのか。このカメラは自分たちで設置した物じゃないのか?だとしたらハッキングって意味が分からない。朝倉がよく分かってなくて、たまたまそう言ってしまっただけなのかもしれないけど…。

 ともかく今回の見所(?)は、夕映の「だめですー…S」だけだったなあ。