月詠 25話 最終回

次行ってみよー


中身は葉月でしたー
 ついに割れたーーーーー。これまで長かったなあ。1話で葉月が生んだ卵だから葉月が生まれてきたってか?

 今回はちょっと変わっていて、始まった途端にいきなりエンディング。こんなの前回の最後に入れてもよかったんじゃないの?って言うぐらいに…。さらに「完」の字。でも「CMの後もまだまだ続くよ」って、そう言われたらほんとはちょっとしかないんじゃないか?って思ってしまう。テレビでよくあるでしょ。まだまだ続くよって言っておきながら、10秒ぐらいしかないのが。

 しかしなんだ、あれからどれぐらい経ったのか分からないけど、恐らく一週間も経っていないだろうによく新しい建物が出来たもんだ。あの状態じゃ一から建て直さなければならなかったはずなのに。

 再開店準備に追われる一同だったが、葉月と耕平は相変わらず。ここ最近の葉月は全然らしくなかったから、この方がいいんだろうけどもね。あーでもない、こーでもないとやってる内に何故かハイジが下着を着けているかいないかの論争に。一体どっからそんな話に。

 以前は袴の下には下着を着けないということだったように思うけど、今じゃラインが出ない下着もあるし別に着けてかまわないとかそんな話だったような。まあ、そうでなくてもはいてない人はいないだろうけどね。

 なんにせよ、以前じっちゃんが猫型のハイジをひっつかまえて、「こいつ、尻の穴が無い」と言っていたところを見ると、着物の下は特にどうにかなってるようなもんではないのかも。同人誌だったらそこらへんはしっかり描かれてるだろうけどw

 なんか、耕平はもう浄眼の力を使えなくなってしまってるんだねえ。なんでも自分で封印したとかどうとか。んー。もう葉月を見ても恐ろしい物に見えなくなったんだから、浄眼が使えるからと言ってこれまでと同じ付き合い片ができなくなるとは思えないんだが…。
おいしそうな口がたまらない
 んで耕平がトイレに行って出てくると、そこには風呂から上がった葉月が。なんてうらやm…いや、タイミングの悪い。ユニットバスじゃないんだからなにもこんな構造にしなくてもいいと思うんだけどな。

 そう、ここの洗面台の影が非常に邪魔だ。DVDでこれ取っ払ってくれないかなあ?したらもうちょっとよく見えるのに。まあでも無かったとしても膝ぐらいまでしか見えなさそうだけど。

 耕平が出てきてつい視線が下の方に…一体耕平はどこまで見えたのか。初期の頃では…確か3話目ぐらいだったか、露天風呂の様な所に入ってるとき、耕平に見られても全然平気だったのに。ま、ここまできてその時と同じ反応じゃこれまでの事は一体なんだったんだって話だけどね。

 「そういうことはもっと成長してから言え」ってことは、やっぱりそこらへんは全開、とまではいかないにしろ、そこそこ見えてたって事なんだろう。羨ましい。で、なんでじっちゃんが雷様のカツラかぶってんのさ。

 しかし風呂の水でタイルに字を書くってのはすごいな。これも魔力の内…なわけないか。血を吸わないと霊系能力ほとんどないって言ってたし、それに今夜は満月だから渇ききってるだろうし。ぶくぶく言いながら喋ってるのはやはり「耕平のバカ」だろうな。
ちとやりすぎ…
 次の日。どっから見ても葉月は機嫌が悪い。早く成長したいから沢山食べてるのかと思ったら、別にそう言うことではなくて単に怒りながら食べてるだけだった。それにしても凄い食べ方だ。魚もこんな風に食べられたらいいんだけどもねえ。骨がいっぱいあってなかなか食べづらいのですよ。いくらなんでも口に放り込みすぎだと思うけどな。ほいでみそ汁をご飯に掛けて食うのもなあ。ま、それはそれでうまいからいいんだけど、あまり消化は良く無さそう。

 しかし、「俺はこいつの裸を見たってなんとも(思わない)」というセリフを聞いてカチンと来るって事は、なんとか思って欲しいって事なのか?耕平もそんななんとも思わないわけはないだろうに…。いくら照れ隠しとはいえ、ねえ。

 怒って階段を上っていくと、いきなり階段が崩れて転けてしまう。これもドリフ。これまでにも色々とドリフネタはちりばめられてきたけれど、今回は一番多いかも。後にもいろいろ出てくる。

 アルトの心配をする葉月の後ろから抱きついて何やら話しているけど、エロフリーデだけに何かこうアヤシイ感じに見えてしまう。まあじっちゃんと何か通じる物があったようだし、そっちの趣味はなさそうな気もするんだけど…。

 来た途端、裕美は飲み過ぎ。そら自分が持ってきた酒だから飲むのはかまわないけど、もうちょっとこう節度を持って…。というか裕美ってけっこう酒には強い方なのか?とは言ってもコップでグビグビ、挙げ句の果てに一升瓶をそのまま一気のみ。いくらなんでもやりすぎなんじゃなかろうか。

 ようやく現れた成児と一緒に来たのがアルト。原作でどういう扱いにするのかまだわかんないけど、同じ様な展開になるのかなあ。あっちはまだまだ続きそうだけどね。

 アルトが何故ここに居るのかという説明よりも、バックのガヤが気になってしまうのはどうしたもんだろうか。恐らくこれは全部アドリブなんだろうけど、何を言っているのか聞こえそうでよくわからないのがなんとももどかしい。一部聞き取れるところもあるけれど…。

 そうこうしてるといきなりアルトが耕平にガブリ。吸血鬼なんだから当然のこととはいえ、そら葉月も納得いかんわな。「あたしのシモベー」と言ってみたところで、実際には耕平は誰にも隷属してないわけで。そういう意味ではフリーなんだけどもそう言ってしまっては元も子もないか。

 しかし葉月以外は一体誰の血を吸うんだろうか?エルフリーデには某天才プログラマーが居たような気もするけれど…。どっか適当に街で見繕ってくるのかな?あとアルトも。もう誰かの血を吸ってもそれで何かをすることはないだろうという判断でここに連れてきたんだろうけど、どうするんだろうね。結局耕平を回し飲み(?)することになるんだろうか。葉月、大変だ…。

 誰にでも自由に吸われている耕平に業を煮やし、「あんたあたしのシモベでしょ」と葉月が言うも、「俺、シモベじゃねえもん」と言ってしまって葉月激怒。タライの大きさも今までで一番大きいかも。てか建物の上にまで降ってくるとは…。

 その直後。ここのガヤのなかで耕平が、「▽×□だけどさ、お前その服どこで買ってんだ?」と言っている。この最初の部分が何なのかまでは分からないけど、でもこれはやっぱり裕美に対する質問だよな。確かに裕美が葉月にくれた数々の服、一体どこで買ってきているのかは興味がある。学校関連のはお下がりなのか…でもランドセルとかねえ、そんなのこの年までずっと保管しておくなんてこと、普通はせんだろうし、どこかで買ってきていると考えるのが普通だろう。

 まあ学校関連の物は自分の子供用に、ということで買うことも出来るかも知れないが、どう見たってコスプレ以外に用途の無いような服なんかは、やはりそういう店で買うしかないだろう。ふーむ。

 一人で将棋倒しをしているアルトの所へ行き、ももの上に乗っける。うーん。これまた羨ましい(こればっか)。その場面を偶然目撃した葉月が「サイテー」と去ろうとしたがどうも様子がおかしい。さすがに「自分もしてほしい」とは思わないだろうけど…。

 つーか耕平、あんたそれどうやってくみ上げたんだ。なんかどっかの国に、石を積み上げてアートを作るような人がいたが、それと似たような物だろうか?それはそれで凄いんだが…。

 昼間寝たからいいと言いながら、ほんとは不安で眠れなかったんだろうな。まあそれを耕平が取り除いたことで安心して寝たと。昼寝してたらこんな時間寝られないだろうに。というか、アルトはデイウオーカーじゃないんだから昼寝て、この時間起きてるのが普通じゃないのか。

 戦いはまだ終わってなくて、これからもヴァンパイアが攻めてくることがあると言うんだったら、やっぱ浄眼は使える状態にしておいた方がいいんじゃないのか。攻めてきたからと言ってすぐに封を解けるようなものなのか?まあ得体の知れない恐怖に打ち勝てたんだから、これからはもう封を解くだけでいいのかもしれないけど…。

 で、最後にKISSをすると言って耕平に近づき、でこにキスを…口に行けよここは!

 今日ずっと我慢していたからここぞとばかりに思いっきり噛みついたのはいいが、その勢いで猫耳帽子が飛んでいってしまった。その時の葉月の「あっ…」って声が、いや、分かってるのよ、飛んでいったことに対する「あっ…」なんだけど、どうしても「耕平あんたどさくさに紛れてなにやった!?」と思ってしまう…。

 ぱっと見て、なんか変な着ぐるみのヤツがいるなーと思ったらアルトだった。そういえば葉月が特殊なだけで、普通ヴァンパイアは日光に焼かれると死んでしまうんだった。葉月があまりにも普通に日中生活をしてるもんだから、なんだかそういう設定を忘れてしまっていた。

 「ブサイク。」「ブサイクって言うな!」「ブサイク?」「聞くなー!」というやりとりが妙におもしろかったり、やはりヴァンパイアであるエルフリーデが「京都の皆さんへ」と物を渡す様子が、事情を知らなかったら、相手に触りたくないんじゃないかと思えてしまっておかしかったり…。

 「それじゃ行ってみようかー!」のかけ声と共に紐を引っ張ると、これまたドリフ名物である「回転セット」になってたり…。微妙に家が立体的に造られているのがおもしろい。そしてこの模様も…懐かしいなあ。と言いつつ、もうほとんど記憶にはないんだけどね。それほどに昔の話。歌い出したら即止められるのも定番メニュー。最後もドリフオチで締めてきたというなんともまあ…。

 エンディングの背景は原作の有馬氏。この人の絵もけっこうクセがあるから、ぱっと見たらすぐにわかってしまった。全員集合ですな。左上の霊らしきものはビゴーだろうか?なぜこいつだけ…。音楽がオープニングのやつだし。なんか変なのー。

 で、提供画面。皿が一枚になっていて、食べ残したのかと思っていたオムライスが無くなっている。右側にナプキンがあったり、ミルクを一杯とオレンジゼリーを追加注文していたり、支払いをネコスカードで済ませていたり。下に重ねてあった皿は下げてもらったんだろうか?微妙に芸が細かい。こうなったらこのカード番号にも何か意味があるんじゃないかと勘ぐってしまうわけだが…全然わからん。

 何はともあれ月詠はこれでおしまい。原作の方はまだ続きそうだけどもね。続編なんてやらないのかな…。

 AIRの時も書いたけど、これでまた存在価値が…。これから先どうやって生きていけばいいのか。

 そういえばAIR番外編があるらしいですなあ。TVAではあまりにも話数が少なかったSUMMER編、つまり神奈が主人公だという。というかいつ放送なんだろう?やっぱAIRと言えば夏なわけだけど、先行放送ですら八月下旬なのに…。

 あと、放送は何回あるのかというのも気になる。一回だけだろうか?1クールやるにはちと長すぎるような気がするし…。

 いずれにしてもまだまだ先の話だけどねー。


 そんなわけで、以上、月詠でした。