ふっかつのじゅもん。

 またGoonie!から引っ張ってきた。

DQ8が復活の呪文だったら

 その昔、まだファミコンが全盛期だった頃に発売されたドラゴンクエスト。この時にはまだセーブ機能など無く、復活の呪文という言葉の羅列を使って手動でデータを保存していた。

 その復活の呪文を今のゲームでやったらどうなるんだろうというのは、思ったことはあっても実際に考えたことはなかった。それを実際に計算してみたというのがこのサイトなんだけれども…。

 ちょっとその計算方法がよく分からない。

 まず、DQ1での復活の呪文の容量を調べている。ひらがな20文字で構成されているから、仮にShift_JISだったとしたら40バイトということになる。ところがここでは160バイトだと書かれている。

 その方法とは、ワードパッドを使って何も書かれていない状態と復活の呪文20文字を書いたときとでファイルサイズを調べ、その差が呪文の容量だとしている。なぜワードパッドなんてのを使うんだろうか。メモ帳を使えば済む話なのに。

 ワードパッドを使ったとしてもテキスト形式で保存してあれば問題ないが、恐らくリッチテキスト形式で保存している。リッチテキスト形式では1バイトを「\'xx」というという形で書き込むため、四倍の容量となってしまう。40バイトのはずが160バイトになっていることからもわかる。

 一方のDQ8のセーブデータだが176KBだったという。PCの世界では一般的に1Kバイトというと1024バイトの事を指す。ゲームの世界でも同じ様な気はするが、まあとりあえずここではそれはおいておく。

 ともかくこのサイトでは1Kバイト=1000バイトということで計算していた。つまり176000バイト。

 DQ1では160バイト、DQ8では176000バイトだったからDQ1の1100倍であり、20文字を1100倍した22000文字が、もしDQ8復活の呪文が採用されたときに必要な文字数だという結論だ。

 だけどちょっと待った。一文字で表現できる範囲が違うのに、単純に1100倍ということでいいんだろうか。

 セーブデータでは、1文字(1バイト)で0x00〜0xFFの128個の状態を表現できる。復活の呪文では「あ〜も、や、ゆ、よ、ら〜ろ、わ、が〜ぼ」の計64個。

 128の状態を64の状態で表現しようと思えばその容量は二倍になる。8ビットを4ビットで表現しようとするからだ。似たような物にメールの添付ファイルがある。あれは8ビットを6ビットで表現するため、元サイズの約1.3倍の容量となる。

 さて、これをさきほどの数値に当てはめてみる。セーブデータは176000バイト。これの倍だから352000文字。

 もしこれをPCに入力したとなるとさらに倍の704000バイトということになるが、復活の呪文はあくまで紙に書いた物として扱えばいいはずだから、352000文字でいいと思う。

 ちなみに、1Kバイト=1024バイトとして計算すると、176Kバイト=180224バイトとなるため、360448文字になる。

 どちらにしても気が遠くなるような容量だ。

 余談ではあるが、未だに覚えているDQ1復活の呪文は「へへぼぐご ごやあろぐげじ ぞなぎうか ゆじな」だ。名前は確か「たこやき」だった。

 それを確かめるためにぐぐってみたら、別の物が出てきた。

 「はじるすで しおりとさおり にはあはあ えろげ」 と打ち込むと通るらしい。自分で試してないからほんとかどうかわからんけど…。

http://game.2ch.net/ff/kako/1021/10218/1021816422.html

 事実だとしたら先見の明ありすぎw