月詠 11話

 さて、今週のネコミミモードはやはり原作には無いアニメオリジナルストーリーだった。

 それではさっそく行ってみよう。

 京都へと帰るはずの巫女姉妹が新幹線に乗ったのは新横浜駅。猫井草駅はやはり東京圏内にあるのか。まあでも新横浜と言われても、東京の地名は全然知らないからどの辺りにあるのかさっぱりわからんですが。

 駅弁の包み紙にもきちんとネコミミが付いている辺りが憎い。この世界では全ての物がネコミミを中心に回っているんだろうか。

 駅弁を買ってきた光だったけど、戻ってきてみると薫がいない。はっと人の気配を感じた場面で「!」のエモーションマークが。なんだかネットゲームみたいだ。

 そこに居たのは薫で、その後ろには前回もあった「?」と「!」の、これはテレビとかじゃなくて単なる広告のようだ。実在する何らかの広告を連想させないようにこういうシンプルな物を使って居るんだろうか。一番下の「@ Corporation」はわかるが、その上には何が書いてあるのかさっぱり読み取れない。"Feel so good IQ for you" といった感じに見えてしまうんだけど、やっぱり分からない。

 一体何をしていたのかと思っていたところへ突然の停電。どうやらこれは、薫がもっと耕平兄と一緒に居たいが為に式神を使って新幹線を発車できなくしたようだ。

 さてオープニング。例の卵に変化があった。色が赤に変わり、虹が出てその虹の上を猫が滑り降りるというもの。変わったのはいいけれど、それが一体何を示すのかは相変わらず分からない。赤くなったって熟したってこと?果物じゃないんだから。
DJ葉月
 そして花札。これはこないだ何個か予想したうちの一つ、「ターンテーブル」が正解。DJ葉月も出てきた。テーブルに載っているレコードはもちろんNEKO MIMI MODE。DJ葉月の方はDimitri From Paris氏のイメージ映像(?)を葉月に置き換えた物。普段の葉月にはない眉毛と口の形が印象的。当然ネコミミも付いているがなんとなく脱色されたような色だ。服も黒いしほとんどそのままだね。

 というわけで京都へ帰れなくなった巫女姉妹は泊めてもらおうとマルミ堂へと戻ってくる。泊めてくれと頼む2人だったが、いきなり敵対心むき出しの葉月がそこにいる。快く引き受ける耕平に葉月は納得が行かない。せっかく2人きりだと思ってたのにー!なんてことは、考えてないかなさすがに。

 タイトルが出てくるところでいきなり影絵のような猫の姿が出てくる。この猫の絵と、ペラペラ具合はこの後も何度か出てくる。

 どうやっても2人を追い返したい葉月。まあこうなったら追い返せるわけはないんだけど、ともかく何かが気にくわない。ひたすら耕平はもう大丈夫だからあんたたちなんて居なくてもいいんだってことを繰り返し力説する。この場合は耕平がどうとかいうんじゃなくて、葉月は光るが気に入らないみたい。それは光が会得した特殊能力が原因だ、という事が原作で書かれているが、それがどういうことなのかまでは原作でも語られてはいない。

 今度は「粗茶ですが」とお茶を持ってきた薫に絡み出す。確かに人の家の茶を持ってきて「粗茶ですが」っていうのはあまりにもひどいセリフではあるが、こっちの方は薫が耕平の婚約者だという話を聞いて敵対心から怒っているようにもみえるが、光に当たり散らしたその流れで薫にも怒っているだけかもしれない。

 葉月がここへ居候するようになってから台所関係は葉月が仕切っている…部分もあるようだけど、けっこう適当というかずぼらというか、しっかり出来ているわけではないようだ。引き出しにあった箸が冷蔵庫にあったり…いや、どう間違えたら冷蔵庫になるんだろう。その冷蔵庫に入っているビール、これは元はYEBISUだろうけどYEBISOなんだろうか?どうも右側の缶の三文字目はBだとは思えないんだけど…。その文字の右上にある絵はネコミミの様にも見えるし違うようにも見える。実はよくわからない。

 さらにテーブルの上にあった醤油差しが玄関にあってさらにその上に靴べらまで載っていたり…。なにをどう勘違いしたらこんなことになるんだろうか。不思議でならないが、この醤油差しの「萬」を象った物が猫になっていたり芸が細かい。

 それを聞いた光は「居候のくせに偉そうに」と反撃、そして薫には「そして魔物」とまで言われてしまう。「居候のくせに」ってのはまだしも「魔物」という言葉は許せなかったみたいだけど、確かに人外だし、魔物…だよなあ。人間として扱って欲しいんだろうか?それとも単に敵対している人物からそういう事を言われたらむかつくだけなのか。

 そこまで言うんだったらもうどうでもいいわと立ち去ろうとした葉月を止めようと耕平が体をひねった途端、胸の辺りに痛みを覚える耕平。退院していいとは言われてるけれどまだ完治したわけじゃないから当然。どうせなら完治するまで回復させてくれてもよかったんじゃないかとも思ったが、まあこれだけ動けるようにまでしてくれたんだから良しとしなければならないか。
カメラ目線
 んでこりゃ大変だってことで毛布にくるまらせ、頭には氷袋、そして熱を計る…そして三人口を揃えて「どう?」ってそりゃ風邪の時にすることだろ!どうでもいいけどこのシーン、絶対葉月はカメラ目線をしている。どうしてもそうにしか見えない。これはいくつか撮ってみたうちの中の一つ。まあ他の2人はどうでもいいんでw

 そこへ酒瓶を持って現れるハイジ。酒瓶に入っているそれは…ムカデ…か?なんつーもんを持ってくるんだか。マムシを入れてるのはよくあるけど、ムカデはなあ…。マムシでも実物がそのまま入っているのを見たら引くけど。

 夕食はどうやら出前を取ったようだ。いつもなら葉月が作ってるんだろうけど…この2人にも食べられてしまうような物は作りたくない!とでも言ったのかな?なんにせよ宅配ピザ。「初めて見たー!」と喜ぶ光と薫。いやだから薫<検閲により削除>。
でふぉるめってるねぃ
 相変わらず何かにつけて文句を垂れる葉月。さあ食べようじゃないかとハイジの方を見たら…さっきの酒を飲んでひっくり返っているハイジが居た。おいおいこいつは一升瓶を1人で空けたのか?酒に強いなーというよりもむしろそれだけの容量の水分が一体どこへ収まったのかそっちの方が気になる。巫女姉妹や葉月はもちろん耕平だって呑んじゃいないだろう。もっとも酔っぱらった葉月が何を言うのか見てみたいってのはあるけどね…。

 ピザを頬張って目に涙を浮かべている薫。うん。ここはドリフチャンス(なんじゃそりゃ)だ。まあでも最初見たときはタバスコも初めて見て、物珍しさに大量に掛けてしまい、辛くて泣いているんだと思ったが違った。深刻そうな音楽が流れる。涙の量が増える。おい、涙がピザを貫通しているぞ。と存分に引っ張っておいて最後は「おいしい」。それだけかい!

 「ピザで泣いちゃうんだ。やれやれ。世間知らずはふぎゃっ」と言っている葉月を制止し薫にもっと食べなよとピザを勧める。スポットライトも当たらず疎外感全開。まああれだ。嫌みを言っても相手が反応してくれなきゃつまらんもんよ。

 巫女姉妹の入浴シーン。サービスシーンなんだろうけど…うーん、葉月の方が良かったなw

 んでメガネをしたまま風呂に入っている薫。後ろから光に湯を掛けられ、メガネが落ちてしまう。「メガネメガネ…」と往年のギャグをかます薫だけど、だからね、薫<検閲により削除>。うーむ。どうしても書けない。

 メガネを落としたと聞き、光が湯船から立ち上がろうとする瞬間、何故か湯気が大量発生。この辺は某ブラボーなアニメと同じなんだね。まあさすがに見せらんないか…。

 そんなことはさておき、耕平に説教されている葉月。2人をあまり邪険にするなよ、って言うけど向こうが頭にくることするから…と話す葉月の少し拗ねたような口調が可愛い。「向こうはまだ子供なんだから。ああ、お前もまだ子供か」ってそれ耕平わざと言ってるんだろ。12歳ぐらいという設定だからちゅうにですよ。中三でもいいんだけどここはやはりあえてちゅうに。巫女姉妹もだいたいそんなもんか…。精神年齢じゃなくて実年齢もほぼ同じって事か。仲良くすりゃいいんだけどやっぱ耕平の事があるからなかなかそうもいかないかな。

 「なんだか熱が出てきたみたいだ」という耕平の言葉を聞いて「だいじょぶなんでしょ」と少し心配げに尋ねる葉月が可愛い。うーん。やっぱ葉月は下僕の意味を取り違えているか、下僕だとは言いつつ本当は下僕だなんて思っていないかどちらかだよなあ。ほんとに下僕ならこんな心配しやしない。少しふらつきながら部屋に戻る耕平を見て、葉月は何かを思ったようだ。

 病院のベッドで寝ているじっちゃん…って、じっちゃんやっぱり怪我してたんだねえ。あんだけ何事もなく呪術を使ってたもんだから、アニメでは怪我はしていないことになっているのかと思っていた。「今夜が山田」らしい。ほんとかよ、おい。

 翌日。巫女姉妹に心配されながらも車を運転するだけだからと玄関で靴を履いていると、突然扉が開く。そこに立っていたのは…猫だ。タイトルの時にシルエットだけ出てきた猫だ。

 なんとそれは葉月だ。このブサイク猫の中の人は葉月だ。耕平のあんな姿を見た葉月は徹夜でこれを作っていたらしい。ブサイクとは言え、これだけの物を一晩で作ってしまうってのは葉月って意外と器用なのか。

 「そのこーえは。魔物…?」「魔物っていうなあーーー!」ってなんだかこれはパターンになってしまいそうだなあ。地団駄を踏む葉月がかわいい…と思うんだけど、ぬいぐるみで中が見えないから実はよく分からない。

 太陽の光が入らないからって…どれぐらいまでは大丈夫ってことになってるんだろう。このぬいぐるみでも首の部分からけっこう太陽光が入ってきてるようにも見えるけど。もっとも、<ここも削除>。
 だーっと畳みかけて最後には「耕平は家にいなさい」で締めくくる辺りは、このぬいぐるみの中の人の中の人の勝利といったところか。いい感じだ。

 でも実は前が見えていないらしい。ここまでどうやってきたのかとかよくそこの階段を平気で降りられたもんだなーとか気になるところではあるが。太陽光が有る程度は大丈夫なんだという設定なのであればサングラスみたいなものをかけさせるわけには行かないんだろうか。そのものをかけるんじゃなくてその目の辺りの材質的な話で。

 「あれってハイジだけ居ればいいんじゃない」「そう思う」

 確かにそうなんだけど、だってさ、このアニメの主人公は葉月だよ。葉月がいないでどうすんのさ。まあここらへんずっとぬいぐるみモードだから全然顔は見えないけど…。
デコトラ
 アイキャッチ部分はなんとデコトラ。ヤンキー座りの葉月(でもネコミミは忘れない)猫耳上等の文字、そして「猫耳は続くよどこまでもあゝ猫耳人生」だろうか。先頭部分が「猫耳」なのかイマイチ読み取れなかった。背面には当然ネコミミキャップ。さらになんと前面には猫ひげまで付いているという豪華版だ。軽ワゴンの後ろのペイントでCCさくらのえっちぃのを描いてる車があったが、これも誰か実践してくれないかなあ。まあさすがに会社の物だから無理があるか…。

 キンケルとエルフリーデの場面はどうでもいいからカットw

 病院へ向かう途中の三人+α。出てくる周りの人々はみんなペラペラだ。最初に書いた「ペラペラ具合」というのはこれのことだ。

 そんな三人(というかまあ葉月のぬいぐるみ姿だが)を見て笑う周りの人々。そりゃそうだなー。実際こんな人たちが町中を歩いていたら…いや、奇異の目で見るだけで笑いはしないかも。どうだろうか。

 ハイジに先導してもらわないとどうにもならない葉月ではあるが、すっかりリーダー気取り。あなたたち、ちゃんと付いてきている?なーんて。

 「切符買わなくちゃ入れないよ」「猫なのに?」「あのねえ…」「最近は猫からもお金取るわけ?」「喋る猫からはいただきます」「にゃー」「今更鳴いてもだーめ」「けちぃ」

 このあたりもなんというか…葉月ってなんだか分からないけど心得てるなあと思ってしまう。どこでこんなこと覚えてきたのか…ずっと幽閉されていたのにね。

 つーかそれよりもこんな怪しい人物を電車に乗せてもOKなんだろうか。実際にこんなことやったら「お客さん困ります」って言われるのがオチだろうな。

 電車を降りて最後の坂へ差し掛かった三人だったが、葉月の姿が見えない(まあここずっと葉月の姿は見えなかったわけだが)。とうとう限界が来てしまったようだ。へばってる葉月を見つけ、「どうしたのかなー、魔物さん。もう限界かなー?」とイヤミを言う光。それを聞き、意地で坂を登り切る葉月。意地っ張りで負けず嫌いの葉月の性格を利用した見事な作戦だ。
風呂上がりのようにも見える
 病院に着き、エレベーターから出てくる葉月達。ここでようやく久しぶりに葉月の顔が拝めた。頭にタオルを巻いて、なんだか劇団員みたいだ。

 「無事来られたんだから感謝しなさいよね」の言葉と共にピーンと張る尻尾。それの構造は一体どうなってるんだと聞いてみたい。

 このタオルを巻いている葉月ってのもけっこう可愛いもんだなー。なんだか普段よりちょっと大人っぽく見えたりして。気のせいか。うん。

 突然騒がしくなる院内。じっちゃんの容態が危ないようだ。変だな。そんな話、原作では無かったのに。もっとも今回の話そっくりそのまま原作には無い話なんだけど。

 かくかくしかじかで、と耕平に電話をする葉月。緊迫した空気とその格好のギャップが面白い。なんだよその爪は。その手でよく字が書けるな。その手でよく電話番号が押せるな。

 突然の出来事にも決しておろおろせず、的確な手段を講じていく葉月。なかなかできるもんじゃないよこれは。まだ子供なのにね。えらいえらい。その様子を見て巫女姉妹は少し葉月のことを見直したようだ。

 だーがしかし、外へ出ると相変わらずの猛暑。っても小春日和ってことだから季節はリアルと同じ冬なんだけどね。小春日和は小春の頃のような暖かさってことで春の事を指すわけではない。どうでもいいか。

 まあ暑い暑いとばかり言ってるわけにもいかないと加速装置を使い(?)走り出す葉月と式神。速すぎ速すぎーと坂を下っていくんだけど、坂勢いがついたらなかなか止まれないんだよねー。なんかもう自分の意志とは関係なくぐるぐる回っちゃってもう…。そこへ石が出てこようもんなら躓いて団子のようになって転げ落ちて、何故か都合良く坂の終点にあるゴミ置き場にぶつかって終了ですよ。

 ぶつかって、星がぐるぐる回っている状態では普通(?)「ハラヒレハレホヘ」とか言うもんだけど(ほんとか?)ここはネコミミモードらしく「ふるふるふるむーん…」だ。どうやったらこの状況でそんな言葉が出てくるのかは謎だけど、そうなんだから仕方がない。

 大丈夫じゃーと言い張る葉月だけども、まあここはもう限界だよなあ。きぐるみって暑いらしいよ?着たこと無いから分からないけど。水分取らなきゃ死んでしまう。そういやさっきジュースを買うと言って結局買えなかったけど大丈夫なのかな。吸血鬼だから平気か。

 さすがに魔物でもこの状況は辛いだろうと思ったのか、薫が冷気を司る式神を召喚して背中にくっつけてくれた。携帯用クーラーみたいなものか。しかも式神だからエネルギーも必要ない。なんと環境にやさしいのか。誰かこんなのを発明してくれないかな。無理か。
ぶるまぁ
 再び走り出す葉月。だから加速装置は無理があるって…。そこからしばらく走るシーンのオンパレード。首から下はこれまで見えなかったが、体操着だったのね。しかもぶるまぁではないか。今ではもう絶滅種…らしいが。なんとまあどっから持ってきたのか…たぶん裕美がくれた服の中にあったんだろうけど、いやあのね、普通こんな服はくれないでしょ。これを着て耕平に見せたら喜ぶだろうからってそんなことを裕美が考えていたとは思えないし…。ワッペンはもちろん猫の形。ま、当たり前かな。

 ようやっとディープ編集部に着いた葉月だけど、現実世界ではこんな怪しい人物が来たって取り次ぎなんてしないよなあ。かといってここで頭を取ってしまうわけにも行かず…。どうやって説明したんだろう。「変な猫の着ぐるみを着た人が来ています」って、「はぁ?」だよなあ。

 それはなんとかなったんだろう、征爾を連れて病院へ戻ってみると、そこには元気そうな姿のじっちゃんが。葉月が血を吸って生き返らせた…わけはないよなあ、今まで奔走していたんだから。
爆発寸前っすわ
 なんと…危篤ってのはじっちゃんの狂言だった。なんとまあ人騒がせというかはた迷惑というか…。おいおいじーさん。そんな笑ってる場合じゃなかろう。「どうしたんじゃお嬢ちゃん」って、葉月がどれだけ心配して、どれだけ苦労して征爾を呼びに行ったのか分からない訳じゃあるまいに。そりゃー葉月でなくともキレるってなもんだ。

 まあ一応世話になってる人だし、怪我をしてるから暴力に訴えるような事はしなかったけれど、「あははははー」と笑っているときにはまず発しないであろう文字と抑揚・感情のない声。まあこれだけでもかなり怖い。そりゃこんなことしたんだから当然だよじっちゃん。

 とうとう京都へ帰ることになった巫女姉妹。その見送りに来た葉月。いがみ合っていた割には見送りなんてするんだねえ。

 で、何かを言いたげな光。なんだろうと首をかしげ「ん?」と言う葉月の姿がなんとも可愛い。なんかこればっかり書いてるけど、今回はあれだね、いろんな可愛い葉月が盛りだくさんだ。いいよこれは。

 「ちょっと見直した」。ちょっとなんだね。まあ実際はけっこう見直したところなんだろうけど、照れもあってこういう表現になってるんだろう。2人ともかなり顔が赤くなってるし。「あなたたちもね」と言う意味も込めて「当然!」と返す葉月。なんだか通じ合う物があったようだ。
目がイッてる
 それでも「耕平は薫の未来の旦那様。あんたの下僕じゃないからね。それは忘れないように。ま・も・の・さん」と、これまでとは違って多少親しみを込めた言い方ではあるがイヤミは忘れない。

 葉月の方はそれをその言葉通りに受け取ってしまったようだ。

「耕平はあたしの下僕なんだからー!!」って、だからあなたは下僕の使い方間違ってるよって。

 で、次回予告。いきなり「お兄様、画面の右下を急いで見てください。」と言われてつい見てしまったが、特に何も無かった。うーん。「やーい、ひっかかったー」って騙しかよ!

 ところで、くるくると回る絵が出てきて、一枚置きに文字が出てきた。

「油」「ダ」「ん」「竹刀」「で」「ね」「気」「ン」「蹴」「る」「ハ」「出」「イ」「魚」「花」
 えーっと、なになに、「油断しないでね。キンケル…」っと。予告の時点でそんなこと書いてしまっていいんだろうか。原作を読んでいない人には何のことか分からないのかなあ?そのまんまなんだけど…。

 ともかく次回はとうとうキンケルとの対決するようだ。どこまで進むんだろうか。次回でキンケルの秘密が分かって13話でなんと葉月が…!というところで今年は終わりかな。予告を見るとたぶんそんな感じなんだろうと思う。でもその予告を見た限りでは原作と多少内容が変わってるような気も…まあ本筋は同じかな?

 今回の一枚絵はなんと動く。とは言っても2枚を切り替えてるだけの簡単なものだけど。いやー…この絵はどうなんだろう。この人も普通に描けばけっこううまそうな感じなんだけど。でも聞いたことはない名前だ。時間がないからほとんど調べてないけど、なんとなく新聞の四コママンガでも描いてそうな絵柄だなあというのが正直な感想。

 さてさて…今回は前回にも増して長くなってしまった。いやマジでこれ最後まで読んでる人いるのかな。気になる。

 んじゃ、そういうことで!