月詠 6話

 例によってネタバレあり


 さて、今週のネコミミモードはほぼテレビオリジナルのストーリーだった。かいつまんでななめからばっさり…じゃなくて、所々に原作からかいつまんできたような部分があるとはいえ、まあオリジナルと言っても問題ないだろう。

 前フリ。電車の窓から外を見てはしゃぐ葉月が可愛い。葉月は、原作によれば見た目通り12、3歳ぐらいのちょっと小柄な中学生ってことらしいし、今までずっとドイツの古城に幽閉されていたから外に出たことすらなかったのだろう。はしゃぐのも無理はない。ちなみにエルフリーデは100歳を超えていて、じっちゃんよりも年上なんだそうな。吸血鬼っていいね。

 あのかぶっている帽子は麦わら帽子…じゃないよなあ。どんな材質で出来ているんだろうか。ネコミミはもうずっと付けたままなのね。体の一部になってんのか。いくらなんでもちょっと変な感じだ。

 オープニング。花札の所しか変わってないかと思いきや、一回目でクレームが来て差し替えされたと思われる亀の産卵シーンの部分、卵がいびきをかいていた。ここへきてこんなところが変わるとは。このあと暫くここまま行って今度は卵が孵り、最終話ではまた1話目の物に戻るなんてことは、ないだろうなあ、やっぱり。

 花札の部分は当然変わっていて、今回はボーリングをしていた。
がんばった。超がんばった
 こんな感じだ。葉月はボーリングうまいんだろうか?それ以前にやったことなさそうだなあ。まあ別にイメージ映像だし関係ないけど。

 本編が始まって巫女姉妹が登場。ここで出てくるのか。原作では、二週後の8話で登場するキンケルとの対決が終わってさらにもうちょっと後に唐突に登場するのに。それよりも驚いたのは薫(巫女姉妹の妹の方)が普通に喋っていたこと。いいのか?そこ原作無視して。原作のその部分まで進まないか、そのエピソードには触れないまま終わるつもりだろうか。

 しかし「婚約者」という言葉に異様に反応する葉月。うーん、だいぶん2人の仲は進展しているようだねえ。

 巫女姉妹に、葉月が人外であることがバレ、逃げるように仕事へ急ぐ。今回はラーメン屋の取材でカメラマンとして耕平がつき、ラーメンの写真を撮る。やはりここでも霊が写っていた。しかし謎の公家の怨霊って…。

 それにしても耕平はいついかなるときでも写真を撮ると必ずと言っていいほど霊を撮ってしまう体質(?)なんだけど、まあそもそも霊が存在するのかどうかは置いといて、そんなにもそこらじゅう霊で埋め尽くされて居るんだろうか。霊の存在しない場所ってのはないのかな。

 裕美は、その撮影でレフ版を持って手伝った葉月に小遣いを渡すと、葉月と耕平は京都の町へ土産を買いに。するとそこへまたもやエルフリーデが着物姿で登場。少し色っぽい気がする。やはり葉月にキレられ、退散するどさくさに紛れて耕平にメモを渡す。どこそこへ来てくれとかなんかそんな事が書かれてあった。

 場面は変わり…御堂家本家。ハイジに気を入れて新しい主と再契約するって話だけど、ここは原作では別々の話だったはず。それを一緒にしてしまったのか。しかもいつのまにか葉月の髪の毛を調達し、本人の知らないところで契約を行ってしまう。原作では本人立ち会いの下だったのにね。

 夜中、エルフリーデの呼び出しに応じる耕平、そのことを知っていた葉月は先回りし、行こうとしている事を怒る。なんかこういう場面を見ると恋人同士のそれに見える。付き合ってんのかお前らは。

 アイキャッチ。海の中で裸の葉月が金色の魚に足をかじられてる。いいのかこれは。産卵と似たような物じゃないのか。またどっかの団体だかなんとか会から苦情が来るんじゃないのか。まあこの程度で苦情がくるってのもどうしたもんかとは思うけど。

 エルフリーデに会った耕平はついに血を吸われてしまう。吸血鬼だけど、耕平の特殊な体質により隷属はしない。じゃあ何のために。自由を求めてと言ってるけどどういうことなのか。来週か、少なくとも再来週のを見れば分かるはず。というか原作を読めw

 耕平の居る場所に到着した葉月だったが、巫女姉妹も後を追うようにやってくる。薫が悪魔みたいなのを出すが、こいつはまずいとエルフリーデも悪魔を召喚して助ける。そして次の攻撃を仕掛けようとしたとき、太陽が昇り始めエルフリーデの召喚した悪魔が消えてしまう。

 うーん。なんで消えるんだ?吸血鬼には得意な技があり、エルフリーデの場合はそれは悪魔の召喚。その「得意な技」に関しては、昼夜の別なく使えるんだねーって原作では語っていたのに。

 そしてもう一人の吸血鬼である葉月。夜が明けたらやべーーってんでみんながすっ飛んできて服を被せて難を逃れる。まあ実際にはそんな焦る必要はないんだけどねー…。

 次回予告。いつものごとく葉月となぞなぞしましょ。問題を言い終わった後、突然「これ私分かりましたよ」って葉月じゃなくて斎藤千和の声が。いきなり素に戻ってんじゃねえよw ちょっと面白かった。

 それも良かったが、その時後ろに流れている文字の嵐が…。このアニメで使われている、あるいは今後使われるであろう言葉が並んでいるようだ。もしかしたら原作にしか出てこない言葉もあるかもしれない。これを全部チェックするのはちと無理だなあ。誰かやってくれないかな。


 しかしまあ今回も結局何が言いたいのかよく分からなくなってしまった。もっと違う感じにした方がいいのかな。うーん、よくわからない。

 んじゃまた。