AIR 7話

 のつもりだったんだけど、体調も多少良くなったみたいだし、なんかアンテナに登録されたみたいだからとりあえず書くことに。

 前回の終わりから観鈴は「あるはずのない痛み」を感じるようになった。それでベッドに寝て居るんだけど、こういうなんか病気したときって周りの人が妙に優しくなるのはいいやね。

 わざとらしく日記のページがめくれて中身が丸見え。これって自由研究だっけ?まあ自分ではこんな絵すら描けないからちょっとうらやましくもあるけど、観鈴は高校生だよなあ。それに内容は「ゆきとさんと〜した」ばかり。蝉っぽいベーコンエッグのこともバレてしまった。「あんときのはそういうことだったんかー!」と怒鳴れる場面ではないな…。

 「人の日記、見たらダメ」って自由課題なら提出して先生に見られるのではないのか。単なる個人的な日記ならそれもわかるけど。

 まあその日記を見た往人に「お前には日記を書く才能がないから、これからはやりたいことを書け」と言われ、「海に行きたいな」と観鈴は返す。だめだ、海に行っちゃ。海に行くとこの物語は終わってしまう。「♪あの海〜」はもっと後回しにしないと。

 酔っぱらって帰ってきた春子に観鈴の様子を伝えたものの、全く聞く耳を持たない。その態度を見て激怒する往人なんだけど、まあ普通に見たらそう思えるけど、確かここは「仲良くなってしもたら観鈴と一緒におられんようなってしまう」みたいな春子の親心のような物だったはず。敵を騙すにはまず味方から…って、敵なんかおらんな。

 さらに次の日になると「ぶらり一人旅。温泉巡りや」と言って春子は出て行く。これもそのまま見たら「なんて無責任なヤツだ」と思われてしまうけれどもそうではなくて、なんというか最終話のお膳立てをしにいくんだけど、そんなもん誰がわかるかっての(たぶん。プレイしてなかったら、ね)。

 今度は往人の方が「海へ行こう」と誘い出す。こないだ結局行けなかったから。いや、だからね、海はダメなんだってば。

 その道中またもやカラスが登場。普通ならカラスぐらいどうってことはないんだけど、このAIRに関してカラスと言えば、ねえ。あの三部作(?)の最後の「部」で、結局往人は往人として出てきたっけ…?というかどこから物語が始まったのかも覚えていない。うーん。

 ここの音楽、またもや編集されてしまっていた。まあ前回のつなぎかたよりはマシだけど、やっぱ「そこで切るかー?」と思ってしまう。なんかこう辛そうやなーと思って口に入れたらめっちゃ甘かったときのような気分。分かりづらいかも。

 しかしここらへんの人たちにしてみれば「あー、またか」で済む話なのかな。こんな大声で泣き出したら何事かと思って飛び出してきそうなもんだが。

 やっぱり海には行けず、家に戻ってきてベッドで横になる。そこで観鈴が色々考えたことを往人に話すが…これ、観鈴はどこまで分かってるんだろう。往人には観鈴が最終的にたどり着くであろう結末が分かっているようなんだけども。

 観鈴と往人が仲良くなればなるほど観鈴は辛くなってくる。なんかもう立つこともできなくなってるし。「最後は、きっと空に居る女の子と同じに…」と言っているって事は、もう運命が分かってるってことか…。どんな気分なんだろ。「あなたの余命はあとこれだけです」って言われるっていうのは。だからといってそれで暴れるのはどうかと思うけど。

 で、観鈴の部屋を出たところで何かを思い出し、背中に痛みを覚える。こんなシーン、ゲームにあったっけ…まあもうずいぶん前にプレーしたから忘れててもおかしくはないが、うーん?これって今ついた傷なのかな。それとも前からついてて…でもそれならこれまで風呂に入ったりしたときに気づいていたような気も。何もなかったら自分の背中なんて見ないから分からないか。

 その物音に気づいて出てきていた観鈴。一体どうやってここまで来たのか。さっき立つことすら出来なかったのに…這って来たのかな。

 ほいでまた、観鈴はこれまでよりも更に激しい痛みに襲われる。んー、この部分、音楽消して往人の声も無ければ変なゲームに使えそうな気もするw

 もうこれ以上一緒に居るとお互いのためにならないと考えた往人はこの家を出るという。前にもそんな事があったよなあ。美凪シナリオんとき。今回はそれよりもひどい状況だし。観鈴だけではなくて往人もなにやらおかしなことになってきてしまってるから。
わ。往人さんがちっちゃくなっちゃった
 そんなわけで出て行くぞーと話をしているこの場面、観鈴と往人がほぼ同じ…どころか往人の方が身長が低いというのはなんか滑稽だ。まあ実際は玄関の段差によって逆転しているだけなんだけど、往人が子供になってしまったみたいに見える。

 家を出た往人だったんだけれどもバスがなくてバス停で眠る。その時に見た夢。それによって自分の行動が間違っていたことを知る。でもそれを実現するためには自分の「力」である人形繰演術を使って観鈴を笑わせてやらなければならないと。

 とゆーわけで目覚めたときに目の前に居た子供をひっつかまえて無理矢理特訓に協力させようという話になるんだけども、これ、一歩間違えれば人さらいと思われても仕方がないよな…。「放せー」と言っていたのが「助けてくれ」の一言だけで落ち着くなんて、やっぱこの辺ではあまり物騒な事件ってのは起きてないのね。普通逃げるでしょ。こっちが助けてくれ!ってなもんだって感じで。

 にしても付き合いがいいよなこの子供達は。往人が起きたのがいつかわからんが…朝、か?それから夕方までずーっと…。ご飯はどうしたんだ。まさか「どろり濃厚」を飯代わりにしたとはいわんよなあ。確かにゼリー飲料を飯代わりにしている人はいるのかもしれんが、どろり濃厚ではなあ。

 さて、特訓が終わり家に戻ってくる。そして特訓の成果を観鈴に見せるがそれどころではないらしい。そして願いを込めて観鈴の手を握ると光が広がり…。

 というわけでいきなり話が過去へ飛ぶ。

 ところでこの「超過去編」を見ているのは一体誰なんだろう。観鈴ではなさそうだから往人か。もう一度出会った頃からやりなおしたいと言う願いを叶えるためには過去のことを思い出さなければならない。だから過去編を経てAIR編へ、ということなのか。

 あ、で、さっき書いた「最後の部で往人が出てくるのか?」ってやつ、出てきてるみたいね…。なんかAIR編でプレイが始まるのが往人の出現の二日前で、「男についていく」なる選択肢があることから出てくるのは間違いないだろう。

 しかし今回の時点で往人は消えているから、これより先続くAIR編では登場しないよな。

 さて、次回からはSUMMER編ですな。神奈を見てるとどうしてもゆえゆえに見えてしまうけれど…。

 あと残っているのは6話。単純に考えて3話ずつをSUMMER編、AIR編に割り当てるのかな。なんにしてもかなり駆け足になりそうだ。これまでもそうだったけどね。