月詠 7話

 今週もやってきたネコミミモードの時間。これを見るためだけに一週間を過ごしていると言っても過言ではないかと思いきや、やっぱりそれはちょっと言い過ぎだ。

 さて、先週の月詠を書き終わった後に「月詠」をキーワードにして引っかかる日記を二日分ぐらい読んでみた。けっこうみなさんしゅっと一言だけ書いて終わってるのね。長けりゃいいってもんでもないだろうからそれが悪いなんて言う気は毛頭無くて、単純にそれを見てそう思ったってだけの話。ほんとはそんな風に一番気になった部分についてだけさっと書くのがいいのかもしれないけど、「ほぼ一番」気になった部分が多すぎてどうしても…。

 それにしてもやっぱり先週の次回予告で中の人が喋った事に関して書いてる人が多かったなあ。やっぱ気になるからねえ、あれは。どうなんだろう。元々台本にあったのか、中の人のアドリブなのか、思わずそう発言してしまったがそれが逆に良くて採用された、青汁のCMの様な事なのか。謎。

 前フリ。やはり目に付くシーンはOP直前の葉月の寝姿。

 あんさん寝相が悪すぎます。どうやったらそんな格好で寝られるのか。しかもネコミミは付けたままだし。これはもう「布団に慣れていないから寝違えた」とかそういうレベルの話じゃなくて、単に葉月の寝相が悪くて寝違えただけなんじゃ…。

 そしてOP。今回はけっこう変化した部分が多かった。前回いびきをかいていた卵が、孵化が近いのかしてぷるぷる揺れていた。次回あたりヒビが入るんだろうか。てかこっから何が生まれるのか…。やっぱ葉月?

 で、ふるふるふるむーん後は、今度は笛。下の二つの穴がさりげなく猫の形になっているのがニクい。ただこれだと豚の鼻に見えてしまうような気もする。

 次に月見ソバの中から葉月がキスの口をしながらせり上がってくる部分が何故かシンクロになっていた。ここでは具は盛り上がらないのね。ここでもさりげなくスパッツを履いていたりして芸が細かい。
 続いて毎回変わっている花札の場面。前回「葉月」ダイアリーを巡回していて初めて知ったんだけど、ここの部分ってしりとりになってるのね。何を今更って…知らなかったものは仕方がない。前回はボウリングで、今回のこれはやっぱり「グラマー」だろうねえ。こんなのは葉月じゃない!と思ったら、案の定「甘食」を入れていただけのようで…。甘食で増量する技は「まほろまてぃっく」でも使われている定番メニュー(?)。

 本編が始まり、少し経ってディスプレーの右下の部分がアップになる場面で葉月が走って転けるけど、あれはスクリーンセーバーなんだろうか。それにしちゃ右下になんか窓が出たまんまだし、デスクトップアクセサリーの一種だろうか。タスクバーの上を「単純人間」が走るっていうアクセサリーがあったように思うけど、葉月バージョンってのがあったらいいよなあ。でもこのサイズはちと大きすぎるかも。

 廊下を掃除する葉月。ハイジが耕平の部屋を掃除していて何やら物音がするのに気づいた葉月はハイジに廊下の掃除を手伝うように頼む。わざとに見えるけどハイジが紙袋を落とし…これ、前フリのところで出てきた紙袋。ハイジによれば「耕平には気になるおなごが居てそやつに土産として買ってきたのだがなんとなく渡しそびれてしまって今日に至っている」と言うことらしい。まあ図星だろう。その「気になるおなご」という言葉に反応し「も、もしかして私のこと?」と照れる葉月が可愛い。しかし葉月の性格上それを素直には受け止められず「いまどき鈴の付いたおみやげなんてだっさいの」と元あった場所に放り投げるが、やはり中身はなんなのか、そもそも誰に宛てた物かが気になる様子。この直後にドリフが。まあここはその人物の心情を示しているんだろうけど、どうしても「それ、誰が落としてんの?」ってのが気になってしまう。

 その後、耕平とじっちゃんに、今までベッドで寝ていたから布団だときちんと睡眠が取れず首も痛くなると訴えるが、あんたのその首の痛みは自分の寝相の問題ですから!残念!*1

 ここで邪眼を使い、2人のどちらかにベッドを買ってもらおうとするが、耕平は鈍感で効き目がない(ほんとは鈍感なんじゃなくてちゃんと理由があるんだけど)し、じっちゃんは護符を身につけているから効かないのに。分かっていたけど不意を突けるかなーって思ったらしいけど、そんなんで効けば苦労しないな。この場面、原作では「布団を買う」という話から逸らすための話が「長瀬さんによれば最近の骨董の流れは(略」だったんだけど「今日のプロ野球は(略」というような当たり障りのない物に変わっていた。長瀬さんはまずいのか…コミックならいいのか?ここの話を逸らされた葉月の「つぶれあんぱん」具合が可愛い。

 そこへやってくる裕美。そして突然始まる葉月の10変化。

 最後の二つは空きが出来たから入れただけ。左の列の下から二番目がいいなあ。バニーかな?これは。それにしてもこれらの服って裕美のお下がりだよなあ。てことは今までに裕美はこういう服を着ていたって事なんだろうか。うーん。はっきり言って想像したくない。

 散歩がてら駅まで送っていくと言いながら向かった駅が猫井草駅。猫いそう駅…。居そうなだけで居ないのか。

 葉月の本当の目的はもちろん駅へ送ることではない。邪眼を使って裕美にベッドを送ってもらうことだ。まあ裕美は普通の人間だからねえ…。

 CMが明け、裕美と仕事の打ち合わせをしている耕平。そこで例の紙袋を、裕美から葉月に渡してくれるように頼む。やはりあれは葉月にあげるものだったんだねえ。葉月も素直じゃないから耕平から直接渡したってそう簡単には受け取らないだろうし賢明な判断かな。

 ベッドが届き、はしゃぐ葉月の部屋にやってくる耕平。ベッドを見てブチギレ。そりゃそうだよなあ。自分の友人をいいように操られたんじゃ黙ってられない。邪眼を使わないで頼み事をしてみろと言い放ち、出て行く耕平。ベッド代を稼ぐためにバイトを探しに行こうと車に乗っているところへじっちゃんが来る。このあたりの対応は、じっちゃん大人だなあって感じかな。

 そこまで言われたらさすがに無視できないと思ったのか、それとも自分は邪眼なんて使わなくてもなんでもできるんだってことを証明したかったのか、まずは裕美に挑戦。枕が欲しいと電話をかけるがたまたまタイミングが悪く相手にされない。店番をしていても邪眼を使わなければそうそう売れるもんでもない。

 邪眼を使わなければ自分なんて相手にされないんだ、と落ち込んでるところへ裕美がやってきて頼んだ物を持ってきてくれた。なんだ。自分は相手にされてないんじゃなかったんだ。しかも耕平が、まあほとんど尻ぬぐいみたいなものだけど自分の為に何かをしてくれていることを知り…。

 家に戻ると、しおらしい葉月がおにぎりを用意してくれていた。葉月かわいいよ葉月。でも残念ながらおにぎりはまずかったようだ。

 それにしても今回のEDは、最終回一回前なのかと思ってしまった。コミックガムのページには8話までしか載っていないけど、まさかこんな中途半端なところで終わるわけはないよなあ。Girlsブラボーなんぞを長く続ける*2よりこっちをもっと続けて欲しいもんだ。うーん。

 そいや今回の次回予告はエルフリーデだったなあ。なんだかな…。エルフリーデに「おにいさま」と言われても。どっちかっていうとエルフリーデの方がお姉さんだろ。100歳超えてるからってんでなく、普通に見た目からしてもね。はー、残念。

 でも終わりの一枚絵は良かった。島田フミカネって人か。おお。ろーれぐの人じゃないか。なるほど。

 ようやっと次回キンケル登場か…。これが終わると原作のあの話が出てくるのかなー。どうなんだろう。楽しみ。

*1:この人、ネタは全然面白くなくてほぼ笑ったことはないが、芸のスタイルはけっこう好き

*2:FirstSeasonと銘打ってる訳だからSecondSeasonもあるわけで、長いんだろう。湯気ばっかでちっともおもしろみがないw