月詠

 原作と比較しても仕方がないという意見もあるみたいだけどやっぱり比較したくなるネコミミモード

 まあ当然の事ながらネタバレ含みの為、そこらへん適当に。


 まずOP前のシーン。これは丸ごと原作には存在しない部分。

 そしてOP。例によって葉月の卵出産シーンは差し替え、「お、なんかムーンサルトのシーンが追加されてる」って思って1話から見てみたら最初から入ったいたねえ…。そう言えば、2話目で差し替えがされてるのにも気づかなかった。3話目を見終わったあたりで色々探していたら変わっているという書き込みを見つけ、確認すると確かに変わっていた。毎回ちゃんと見てたのに気づかないとは。もう一つの差し替えシーン、花札も今回も変わっていた。

 この花札、毎回絵柄が変わるそうだ。日本ワルワル同盟 (有馬啓太郎 個人サイト)にある掲示板で、原作者自らそう語っている。0060番の下の0074番。ちなみに、卵出産シーン差し替えは、やはり誰もが想像するような事が原因らしい。同スレ。「お察し下さい」としか書かれてないけど。

 本編が始まり、いきなりドリフかもな長い為。「この猫…」から「ケツの穴がないんじゃ」までがかなり長い。原作ではここまでは引っ張ってなかった。はず。これがほんとの猫ドリフ。なんじゃそりゃ。

 その後すぐ、爺さんがここに住む条件としてネコミミは標準装備だというセリフがあるが、ここは原作では、耕平がもしかしたら爺ちゃんの趣味じゃないかと心配していたが、ネコミミは葉月の趣味だったとわかりほっとしたという話だった。全く逆になっていた…。うーん。

 葉月がここに住むことになり、骨董屋の手伝いをしていて鼻の下のばした大人達がたむろってる場面。まあ別にここはどってことないんだけど、耕平が「いい大人が鼻の下のばしてみっともない」みたいな発言をしたのをうけて、じっちゃんが「お前はチャームなしでひっかかってた」という突っ込みをしていたが、そのエピソードは語られなかった。まあいいか。

 んで最後。エルフリーデが出てきた。もっと前の段階から出てきたが、ネズミは原作では登場しない。そして気絶している耕平の血を吸うと、そのまま物陰からエルフリーデが出てきたけど、ここもまずエルフリーデの召喚したグレムリン(低級悪魔?)が寄ってきて、葉月が周りに結界を張り、耕平にグレムリンが飛びかかっていったが、耕平に触れると分解されてしまった。それを見た葉月はおもしろがってグレムリンをふん捕まえて耕平に投げつける。猫的S。そこへエルフリーデが現れる、という話だった。猫的Sシーンも見たかったが、霊的な物は耕平に触れると分解してしまう、というエピソードは必要だったんじゃないかと。これは後の話でも出てくるんだけどなあ。

 というわけで、まあアニメ化に際して色々変更点があるのは普通だけれども、後の話はどうなるんだろうなあというのもいくつかあった。

 ま、ほんとはつじつまが合ってればどうでもいいんだけどねえ…。