月詠 21話

 CMで使われているドリカムの曲は、別に英語で歌う必要はないよなあと思う今日この頃。

 さて、今回は耕平が実戦で初めて能力を使う。一応昔にもこれぐらいの能力を使ったことはあるようなんだけども。

 で、OP。今回はふるむーん後が傘、そして花札ルービックキューブ。以前うちにもあったけど、全然揃わないから分解して元に戻した経験があるのです。あんなの無理だよ…。なんか目隠しして揃えられる人もいるらしいけど、そんな状態で一体何が分かるのか。
実は私たち、レズなんです
 本編が始まるといきなりキスをし始める2人。とは言っても自らの意志で行ったわけではなく、まあ事故のようなもの。仲の良い女の子達は、友達同士でシャレでしたりすることもあるようだけども、この2人の場合はねえ。ほんとは仲が悪いわけではないんだろうけど、そういうことをするような関係ではない。ここは原作通りですな。てかやまびこしすぎ。そんなにも気持ち悪かったのか。

 バルガスに2人が掴まって、それで葉月がえげつない手段(目を蹴り潰す)を使って脱出するのも原作のまま。バルガスは象ではなかったが…。一応刺さっている様子は映っていない。ちょっと生々しすぎてダメかなあやっぱ。

 追いかけてくるバルガスの「ぱっおーん」て…ほんとに象なのかな。わけわからんわ。なんで象だという設定にしたんだろう。

 そこへ弥生が登場し、すれ違いざまにこれはピアノ線だろうか?なんか細い糸のような物をバルガスに絡み付け、「縛れ!」と結界を張る。原作だともうちょっと呪文(?)が長かったんだけどな。

 一方の耕平、アルトに血を吸われ、動けなくなっていると言うことを知ったアルトに魔法で治療してもらう。その時の呪文が「ふるふるふるむーん」。前に葉月が、耕平達の居る木の中に入るときの呪文もこれだった。この世界ではこの言葉が「アブラカタブラ」とかそういうような意味合いで使われていると言うことなのか。それとも後で出てくるがアルトと葉月は姉妹であるから、呪文が同じであってもおかしくはないということなのか。でもそれは有る程度長いこと一緒に生活していないとそういうことにはならないわけで、たぶんお互いに会ったのは初めてなんだろうからその可能性は低そうだ。

 まずいと言いながら次から次へと食べてしまうのはお約束だが、まずいと言ってみたかっただけなのか、味なんてどうでもよかったのか…。よくわからんキャラだ。というか原作ではアルトにこんなキャラ付けはされてないぞ?

 んで今回のタイトルであった「手まり歌」がここで出てくる。内容はアニメオリジナルだ。原作だと、昔から伝わるいわゆる「手まり歌」をそのまま歌っていたんだけど、アレンジどころかもう全然違う物になってしまっている。

ネコミミひとつ 拾った
拾ったネコミミ付けたった
付けたらほらほら聞こえるよ
月夜の山に聞こえるよ
ねっこみみもーど ふっるふる

 「付けたった」の部分がうまく聞き取れなかったからよくわからないが、それにしてもなんなんだこの歌詞は。でもこれだけあらゆる部分がネコミミ化している世界での話なんだから、こんな手まり歌が歌い継がれていても不思議ではないかも。

 そんなわけで「あそぼ」とこんな可愛い顔で言われたら遊ばないわけにはいかないが、これって遊んでいるのか?遊ばれているだけのような気がするんだけど。アルトにしてみればもうこいつは下僕のはずで、そんなヤツが主人である自分と対等に遊ぶようなことはあり得ないという考えなのかも知れないが。

 またさっきのバルガス達。「木を軸に張り巡らされた結界など、元から始末してくれるわ!」とばかりに背中から生えた腕(バケモンだ…)を使って木を引き抜いてしまう。そこへタイミング良く成児が到着、帯雷符を投げつけ、バルガスがひるんだところへ弥生が小刀で目を切る。こいつもえげつない。バルガスのこの行動を見越した上で弥生は動いていたということだったはず。なんかちょっと焦り気味だったような気もするけど。

 さらに最初からあった手と、新たに生えた手に目が浮かび上がり、「うらー」と襲ってくるバルガスに耕平爆弾が着弾。さっきアルトに投げ飛ばされたんだな。空中で方向修正なんて出来ないんだからアルトのせいだよなあ。狙ったわけではないだろうけど。まあ特に威力は無し。

 てか屋根の上にエルフリーデが居るし…。

 威力がないからバルガスは意にも介さず投げ返す。コントロールいいなこいつも。

 またアルトがお手玉を始める。玉は耕平、タライ1、タライ2の三つだ。どっから持ってきたんだそのタライは。で、アルトが葉月達と合流したときにはまたタライが一個増えてる。その直前には玉が耕平、タライの二つだけだったのにな。増えたり減ったり変なの。

 ルナ(葉月だよ)が居たらアルトは誰にも見て貰えない。だからルナ(葉月だってば)は要らないの。ってことらしい。そんなわけでアルトは葉月に影を使って攻撃を仕掛けるが、耕平が間一髪で葉月を突き飛ばして助ける。それを見たアルトは耕平が自分に隷属していないことを知り、シャドウサイズで空間ごと吹っ飛ばす。まあそれは当たらなかったんだけど。

 その凄まじい威力を見た光は腰が砕けて動けなくなってしまう。原作だと光はここで失禁してしまい、それを成児に見られたと落ち込んでしまうんだけど、そんなシーンはなかったな。いや、掴まってその後の回想で出てきたのかも…。

 シャドウサイズ再び、ってことで攻撃してくるんだけれども、耕平がここで修行の成果を見せる。影が実体化して襲ってくる?あり得ない!と思うだけで消せるんだね。凄いな。しかし振りかざして自分の所へ来るまでの時間というのはほとんど無いだろうに、その短時間でよくこれだけのことを考えられたもんだな。あと原作では耕平は目を開けたままで、目からビーム…というわけではないが、なんかすごい光を放っていたような気がする。

 ともかく耕平の力でバリアーみたいなものが張られ、シャドウサイズを寄せ付けない。それどころかそのシャドウサイズそのものを消滅させてしまう。

 「影を消されたら、本体だって無傷じゃ済まないわ」という説明しかされてないけれど、原作だともうちょっとあって「術者が実体化させたモノを消されるってコトは、自分の精神の一部をいきなり消される様なモノだわ。そりゃ気絶ぐらいするわよ」と言うことを、葉月が【思った】だけ。逆に耕平にはなんの説明もなかったな…。

 最後の仕上げとして葉月は耕平にKISSをして変身し、カマイタチを放って終わり…のはずが、不意を突かれて光をさらわれてしまう。

 というところで終わり。

 やはりEDは前回のまま。まあしばらくはこれで行くんだろう。これぐらい動いてくれたほうがいいやね。前のは全然動かなかったもんなあ。

 さて、例によってこの次回予告では次回の話がよくわからないけども、次回のネコミミモードは耕平が開眼する話。ただそれは完全な物ではなく、それ故「そんな人だったんですか!?」と言うタイトルになってしまうわけだ。なんからぶらぶもーどな話もあるですよ。

 とりあえず真の開眼はそのまた次の話ってことになるのかな。あと5話か。どういう風に終わらせるんだこれ…。

 そういやロールで、謎の淑女、謎の怪人って書いてあるけど、もうエルフリーデ、じっちゃん、でええやんねえ…。

 最後の一枚絵はみつみ美里。おーーー。似てないけど可愛いわ。