月詠 13話

カエルかよ!


 今年最後のネコミミモード。次回は年明けの1月10日らしいですよ。長いなあ…。

 さて、今回アヴァンタイトルは特に何もなし、オープニングは花札がルーズソックス→スクール水着…これも裕美からの支給品?ほんと何考えてんだ…。頭にかぶっているのはネコミミスイムキャップかな?原作に加来徹也*1の父がホテルの支配人として登場して、そのホテルの備品として置いてあったけどアレかな。

 思わず「蛙かよ!」と突っ込んでみたり「アニメーション」の「ン」の字が邪魔だなーと思ってしまった。まあその字が無くてもほとんど変わらないけど…。そう言えば1話目の「放送修正」が無い「無修正版」がDVDに特典として付くっていうけど、一体そこには何が描かれているんだろう。普通に考えてモロ描写できるわけがないんだけど、単にケツブリーンってなってるだけかな?それからオープニングは全ての回が収録されるんだろうか?

 「ぎ」で終わってるから次回は「牛乳」かな?牛の着ぐるみを着てたり腰に手を当てて牛乳を飲んでいる葉月が目に浮かぶようだ。

 本編に入り、じっちゃんを助けようと外へ飛び出しかけた葉月をエルフリーデが引き留める。でもここの時点でも既にかなりの太陽光を食らってると思うんだけど、直射日光でなければ平気なんだろうか?これぐらい大丈夫なんだったら曇りの日なんかは普通に外出できそうなもんだが。

 キンケルは光を操り、自分の周りに好きな像を結ぶことが出来る。それを応用して光を反射せずに透過し、それによって透明化出来る。故に太陽光によって滅びることはない…。確か前にも似たような事を書いた気がするけどこれがキンケルがデイウオーカーである理由。透過してても体の中を通っていることに代わりはないような気がするけど…。

 というエルフリーデの説明を聞き、葉月は「そんな…デイウオーカーなんて…」と言ってるけど、ねえ、まあなんというかとりあえず以下は次回まで保留ということで。

 ここいらへんから原作とちと違う、というよりも間を持たせるために、着地点は同じだけれども色々と寄り道をしているような格好になっている。

 いきなり成児が帯雷符を外してるし。原作では一応当たった。効かなかったけど。んでその事が気にくわなかったキンケルにはじき飛ばされ、壊れた鉄柵の棒に突き刺さる、というものだったがここでは腕を掴まれて地面に投げ捨てられただけだった。

 葉月が交渉するなんて場面もなかったし。というかこんな前面に…というかオープンスペースな所まで出てきては居なかった。もっと陽光に対して慎重だったように思う。いくら靴下を穿いているとはいえ、そこまで足を出したらちょっと焼けるんじゃないのかね。まあ原作で、静音*2は腕を陽光にさらし「太陽の光はこんなにも怖いんだ。でもこれぐらいの傷なら一瞬で治せる」というのをやってみせていたから、これぐらいならば普通でも大丈夫なのかもしれないが。

 殺気が消えたとかいっていきなりエルフリーデが小悪魔を召喚するし。「だめですエルフリーデ。まだ早い!」と、意味もなくエルフリーデのセリフをパクってみたりして。やっぱ全く効かなかったね。

 てかじっちゃん復活してるし。ずっと吊されたままで、そこで話は完結していたのにね。ともかく煙幕を張ったような感じで戦線離脱…いやキンケルの方が逃げた形になってるなあ。もう少し考える余裕を与えようみたいなことを言っているけど、葉月と耕平の関係を不思議に思ったキンケルがその謎を追究すべく取った行動。

 一応キンケルは既に耕平が吸血鬼の恋人であることは知っていても、だからと言って単なる下僕に対する接し方とは違うというのはそれでは説明がつかない。そもそも葉月の置かれている状況からすると、別に血の供給元が耕平である必要はない。エルフリーデの場合は主人であるキンケルが側にいるため、その呪縛から放たれるためには耕平の血が必要だけど、葉月の場合は主人は…いないんじゃないかなあ?

 何を以て主従関係があるとするのか…吸血行為を行えば、されたものはしたものに対して絶対の服従を強いられる。でも吸血鬼間には対等なつきあいというものはほとんど存在しないとエルフリーデが原作で話していた。

 この「対等なつきあいがない」というのが主従関係を持たない吸血鬼同士はほとんどいないと言う意味なのか、それとも単純に上下関係のみで、逆らおうと思ったらそれは可能なのかどうなのか。

 主従関係が発生するのが吸血行為をした場合のみであるならば、たぶん葉月は主人を持っていない。ま居たとしても、かなり遠くにいるようだから精神支配を受けるようなことはない。

 そんなわけで、葉月にしてみれば吸血鬼の恋人である耕平から血を欲しがる理由がない。もし耕平が死んでも適当にそこらへんに居る人間の血を吸えばいいだけなのになんでだろうなあ、とキンケルは思ったんじゃないかな。
ステディーな関係?
 横道に逸れてしまったけど、ここで作戦会議。あれをこーして…って何話してるか全然分からないけど、話がまとまった後の葉月のセリフ。「これ以上、心配、させな、いでよね。下僕のくせに」。これがさっきキンケルが不思議がっていたことの答えだろう。そんなステディーな手の握り方しちゃってもう…。

 こんなにも心配していることがバレバレ…というかそれ以前に心配していると言葉にしてしまっているにもかかわらず「下僕のくせに」なんて言っちゃうところが可愛い。もう語尾みたいになってるのかな。「〜にゅ。」みたいなかんじで。

 とまあその作戦会議の様子もキンケルには筒抜けだったわけで、いや、キンケルにしてみれば作戦会議の内容など初めからどうでもよくて、気になっていたのは葉月と耕平の関係だけだ。透明化してしまえば太陽の下に出られるわけで、そこでは吸血鬼はまともな攻撃はできないだろうし人間の方も姿が見えない相手にはなかなか有効な攻撃も決められないだろう。
一歩間違うとえろてぃっく?
 ここでアイキャッチ。暑いのか寒いのかはっきりせい!というような絵ですな。本編と全く関係のない絵が出てくるのはもう今に始まったことではないけど、これ、雪降ってるよねえ。なのにこれは…マフラー?というかそっから下は何も着けていないような気が…。さすがにそれはないかな?なんかファッションでそういうのあるみたいだけどねえ。いや裸じゃなくて、どっちかはっきりしない服装ってのが。まあいいよ、葉月は何着ても似合うからw

 さてそろそろ作戦決行の時が近づいてきた。戦場に向かう耕平の袖を掴む葉月。なんだか新婚夫婦で出張に行くダンナを引き留める、みたいなシチュエーションを想像してしまう。妄想すぎますかそうですか。けど葉月もけっこう素直になったもんだなあ。まあここにはそれを茶化すような人はいないし、生死がかかっているから余計にそうなのかもしれないけど。

 もうこの辺ずっとアニメオリジナルな展開。エルフリーデが召喚した悪魔、顔がかなり怖い。ふーむ。小悪魔なら一瞬で引きはがせるけど、ここまで大きいのだと多少時間がかかるのかな?まあ余裕の現れでもあるんだろうけど。

 んでもってその悪魔に動きを封じられている間に湖の水を木に変化させて杭とし、それを打ち込むという作戦だ。言ってる内容はよくわからんけど…土が金とか。なんじゃそりゃ。

 よし、キンケルに杭が刺さったぞ!…と思ったのもつかの間、これまでの事を考えたらすぐに分かりそうなもんだが、刺さっているように見えたのはキンケルではなく悪魔の方だった。

 さらに手負いになったキンケルを追いかけていって…まあこれも分かりそうなもんだ。杭に刺さっていたのは悪魔の方だったわけで、だったら一体キンケルは何の攻撃を受けたんだ?

 廊下に落ちていた、自分たちが持ってきた物だけど白木の杭を持ってキンケルが逃げ込んだと思われる部屋へ入る。が、そこにはピンピンしているキンケルの姿が。耕平は胸を掴まれ動けない。葉月は手にした白木の杭を刺そうとするが耕平がこうなったのはお前のせいだというキンケルの言葉に戸惑っている内にキンケルは窓の外へ。

 ヴァンパイアであるが故に追いかけることは出来ない葉月。どんどん締め上げられていく耕平。とうとうたまらなくなって「私の下僕を、絶対に……殺させたりなんか、しないんだから!!!」という言葉と共に外へ飛び出す葉月。その杭はキンケルに刺さり、エルフリーデを拘束するために使っていた魔力も自己修復の為に使い*3、従って呪縛のゆるんだエルフリーデの小悪魔攻撃を食らう。

 さらに燃えるキンケルが部屋に入ってこないようにするのも兼ねた十字架を、葉月が天井の木を使って作った。葉月は十字架を見ても平気なのかな??触れたらダメってだけ?
恋人のような兄妹のような…
 ついにキンケルは燃え尽き、気が抜けた葉月と耕平はその場に倒れ込んで眠ってしまう。うん。眠ったんだ。

 それで次に目を覚ましたら、ってことなのかなあ。原作ではここで葉月は太陽の下に出たことによってショック症状を起こし、気絶してしまっていた。そっちの方がよかったように思うんだけど…。

 なにはともあれご苦労さん。


 次回予告は…またキンケルだよー。まあもう出番がないだろうから最後にってことなんだろうけど、やっぱ気持ち悪いよ。狙ってやってるのは分かるけど。

 そいでもってその予告内の葉月の顔が、ちょっと今までと違うような気がする。公式サイトの予告にもあるように「葉月が突然別人のようにしおらしくなり、自分はルナだと言い始める」ということだからそれで顔を変えたのかも知れないけど、ちょっと違う方向の変化の仕方のように思えてしまう…。いいけどね…。それに一瞬を切り取ったらこうなってしまっただけかもしれないし。

 ともかく、次回のオープニングは待ってる人もいるかもしれない「つくよみもーど」になるんじゃなかろうか?ルナは別にこの歌の様なくらーい感じの娘ではないんだけど、でもやるとしたらこの回しかないでしょ!

 ふう。前回があんな感じだったため、今回ちとドキドキだったけども、見た感じ、そんな変な所はなかったように思う。そういう目で見てないから気づかないだけかもしれないけど、特に手抜き工事をしている様には思えなかった。つーわけで前回のアレは気のせいだということでよろしくw

 他の所いくつか見て回ったら「ここ手抜き」みたいなこと書いてあるんかなー。どうかな…。

 とりあえず来週は休みだなあ。正月のバカヤローーー。

 最後の一枚絵はE=MC^2という人。この人は知ってる。アインシュタインな人。いや関係ないな。まあともかく知ってる。

 似てると言えば似てるし、似てないと言えば似てない…ような気もしないでもないこともない感じであったりなかったり…。まあともかく、絵はすんごくうまいと思う。いいなー。自分がこんだけ描けたらもうあんな絵やこんな絵を…なのにね。うん。

 んじゃまたね。

*1:実在するのね。知らなかった

*2:葉月の母

*3:昼間でなければこれしきの傷、魔力を分散させずとも一瞬で再生できるものを…らしい

追記

 いくつかのダイアリーを見てみたら、今回の作画もひどいことになってるんだそうな。

 そうだったのか…全然分からなかった。そりゃまあ「いい作画だ!」とは思わなかったけど別に普通かなあと。期待が大きいだけに要求も大きいのかな?それとも自分が無知なだけかなw←私の事ね。

 あと「葉月が太陽の下に出てたけど大丈夫なの?3秒ルール?」とか「あれは耕平の血の力なのか?」「葉月の愛の力なのか?」というような書き込みがあったけど、どれも違って…。まあ次回を見ればわかることなんで。

 とりあえず14話と15話の作画がヘタってたらすごいブーイング来そう。可愛い葉月が見られるはずの回だから。